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【クトゥルフ神話TRPG】NPCを肉盾にする

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 クトゥルフ神話TRPGで中途半端な経験者がやりがちな、NPCを盾とする行為。キーパーが認める認めない以前に、この行為はRPGとして下手糞なプレイである。どういう点において下手なプレイであり、どうするのがベターなのかについて記事にしてみた。

そもそもの間違い
 まず大前提としてこれをやるプレイヤーはTRPGをゲーム的な遊びだと考えているパターンが多い。ゲームであれば、出来るだけ有利にプレイを進めたいという思考は判らなくも無い。負けない為に全力で手を尽くすべきである。

 しかし、TRPGという遊びにはそもそもプレイヤーの勝ちも負けも存在しない。有利も不利も無いのである。また、TRPGはキャラを死なせない事が目的の遊びだろうか?現実世界であれば、死なない為に生きるというのはある種の真理であり、人生の目的かもしれないがTRPGはそういう遊びでは無い。TRPGの目的はストーリーを発生させて楽しむ事である。主人公がNPCの影に隠れてこそこそ生きながらえるだけのプレイは、ストーリーを面白くするという目的から考えれば明確に下策である。便利な呪文や道具は探索者の活躍の機会を奪ってしまうという注意点はルールブックに明記されている通りだが、便利なNPCも同じである。

 RPG的なバランスでは無く、ゲーム的なバランスで遊びたいという場合であれば、盾となるNPCやアイテムなどリソースを入手する際に何らかの対価を設定した方が良い。無条件で有利になれる選択肢が存在しているゲームなんて普通は存在しない。あったとすれば、そればゲームバランスの崩壊した糞ゲーであるといえる。

NPCを盾にしたい場面
 探索者の活躍の機会が減り、ストーリーが面白く無くなるのであればNPCの使用は控えるべきだが、逆にそれで探索者のストーリーが面白くなるのであればNPCはどんどん活用すべきである。

 例えば、外道な探索者であることを表現したいのであれば、冷酷にNPCを盾に使うという演出はなかなか効果的である。悲劇を演出したいのであれば、恋人や親友等のNPCが探索者の盾となって目の前で死亡するというのも良さ気である。死なせなくても、病院送りになるだけで探索者と敵の因縁は深まるはずである。

 この様にNPCは有利不利という基準では無く、演出として活用するのがストーリーを盛り上げる上で有効である。勿論こうした演出は、キーパーと上手く連携しなければ成立しないので、思いついた場合は事前に提案しておく必要がある。

巻き込まれやすいNPC
 ストーリーの流れ的に肉盾になってしまいやすいNPCという物は存在する。警官である。特にシティシナリオの場合、事件を通報されれば警官が現場に出動しない方が不自然になる展開は時折発生する。

 警察を極端に無能にしたり、不親切にするという手段はリアリティを損なうか、警察にあらぬ疑惑を与えるだけなので下策である。キーパーは気をつけよう。警察には頼らないで欲しいとプレイヤーに直接指示するというのはそれよりはマシであるが、上策では無い。舞台を電波も届かないど田舎の山奥だとか孤島にしたり、閉鎖空間にして物理的に警察が介入出来なくしてしまうのは、それなりに意味のある手段である。ホラーにはもっとベターな方法がある。事件化させない事だ。

 背後に神話的存在が関与してようがしていまいが、殺人事件にしてしまえば警察は否応無く捜査せざるを得ない。同じ死人が出るにしても、交通事故だとか転落事故的な死に方であれば、警察が積極的に捜査を続けない理由にはなる。

 もっともスマートな方法は、死体を出さない事である。せめて失踪に留めておこう。幸い、クトゥルフ神話TRPGはミステリーでは無くホラーなので、惨殺死体が探索者の目の前で跡形も無く消失したって構わないのである。他にも発狂させたり、謎の昏睡状態に陥ったりと、事件化しない形で犠牲者を登場させる手法は無数に存在する。警察がまともに相手にしてくれない被害妄想と紙一重な内容であれば、探索者も通報を思いとどまるはずである。

基本姿勢
 …以上が、プレイヤーがNPCを肉盾として扱うのが宜しく無い理由である。TRPGに肉盾を禁止するルールなど特には無いが、その理由はここまで読めばすでに理解出来ているはずだ。プレイヤーのモラルよりも、RPGという遊びに対する理解度の問題であると考えるのがベターである。単に禁止するのでは無く、駄目な理由をきちんと説明してやれば遊び方に対する理解度も深まってよりよいTRPG環境が作れるはずだ。
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by cemeteryprime | 2015-06-29 00:25 | TRPG講座・考察 | Comments(0)

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