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【映画感想】ターミネーター:ジェニシス

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ターミネーターシリーズのリブート企画の様な感じで宣伝されているが、実際の所はターミネーター1の二次創作作品という感じ。しかもハッキリ言って駄作である。猿の惑星ジェネシスみたいなタイトルなので、神リメイクを期待してしまうと痛い目を観るはずだ。

二次創作
 序盤は完全にターミネーター1作目の二次創作的なストーリーである。宣伝でもここが使われているが、旧作ファンに対する掴みとしてはなかなか良い感じである。サラ・コナーを殺害するために送り込まれたT-800を追って、カイル・リースが1984年の世界へ送り込まれる。ここまでは概ね1作目と同じである。そこからが異なる。なんとT-800は待ち受けていたジジイT-800とサラ・コナーのコンビによってあっさりと返り討ちにあうのだ。

 一方カイル・リースは、サラ・コナーを発見する前に警官に化けたT-1000に襲われる事になる。T-1000に襲われているカイル・リースは、助けに来たはずのサラ・コナーに助け出される。この時間軸のサラ・コナーは幼少期に送り込まれてきたT-800によって戦士として訓練されていたのである。

 とまぁ、序盤はターミネーター1作目や2作目ありきの二次創作的な面白みを持った展開をする。ただ、ギリギリ面白いのは残念ながらそこまでなのである。

糞シナリオ
 1作目の二次創作である1984年篇は最終的にタイムマシーンでサラ・コナーとカイル・リースが2017年に向かう形で終了する。それ以降は、オリジナル展開なのだが、明確にシナリオが破綻しており、つまらなくなる。

 T-800が独力で1984年の時点で調達出来る機材でタイムマシーンを作れているのも謎なのだが、2017年に二人が飛ぶ理由も謎である。当初は、スカイネット誕生を阻止する為にサラ・コナーはターミネーター2作目の1997年世界に飛ぼうとする。ところが、カイル・リースが歴史が変わってしまったので2017年に飛ぶのが正解だと言い始めるのである。2017年にスカイネットが誕生した別時間軸の記憶が発生したと言い始めるのだ。

 タイムパラドクス的な話はさて置き、普通に考えれば未来を変えるのにわざわざ未来にタイムトラベルする必要はどこにも無い。つまり、オリジナル展開はその発端からして破綻しているのである。

 ついでに当然の如く2017年世界にタイムトラベルしてみれば、スカイネット誕生は数時間後に迫っている。なぜ敢えて誕生を阻止する為に、誕生した年にタイムトラベルするのだろうか。サラ・コナーもカイル・リースも恐ろしく気が短いに違いない。これに関してはジョン・コナーの誕生を阻止するためにT-800を敢えて1984年に送り込んだスカイネットも同じなので、この世界のお約束なのかも知れないが。

ターミネーター
 今作では、全身ナノマシンみたいな新型が登場するのだが正直T-1000と変らんというか何というか。絵的にもアイデア的にも目新しさ皆無な感じ。あと、T-800が何故か1984年であっさり完成させたタイムマシンを2017年でめちゃくちゃ金をつぎ込んだ挙句に結局完成させれなかったという無能。どないなっとんねん。

 見どころといえば、やはりシュワちゃん演じるジジイT-800だろう。人間の味方である様にプログラムされたってのを通り越して、AIが滅茶苦茶進化している。何故かサラ・コナーのお父さんとしての自我が芽生えている上に、最終的には普通のお爺ちゃん風に。生態パーツな表面が老化して見た目が老ける設定はともかく、AIまで老化しているのは笑った。コメディ的には面白かったが。T-800が完全に単なるシュワちゃんになってしまっていたのは、あーあな感じ。過去作をリスペクトするというよりも、単にシュワちゃんをヨイショしまくる内容になっていたのは普通に映画として詰んなかった。

ジェニシスの謎
 2017年篇は、何とかジェニシス(スカイネット)の誕生を阻止するという話だったんだけど、どうも観ていた限りはサービス開始の時刻が迫っていただけで、プログラム自体は完成していたんだよね。サーバーを破壊した感じだったけど、完成していたんなら余裕で復旧出来んじゃないのかこれ感。

 1997年ならともかく、2000年代なら余裕でインターネット普及してるしわざわざOSとして世界的に普及するという周りくどい事する必要あったのかという気が。ジェニシスが成長してそのうち人類に叛旗を翻すという話なら、サービス開始が人類のタイムリミットというのも変な話だし。未来から来たんならスカイネットのデータだけ持ってきてインストールすれば済む話やろと思わなくもない。

ほのぼの映画
 基本ガバガバな糞映画なんだけど、実はT-800お爺ちゃんが時間を遡って悲惨な未来を変えるために頑張るターミネーターのほのぼのパロディ映画だと捉えると、案外納得出来るバランスになっている。この映画では、オチでシュワとの悲しい別れなど無い。なんと逆にパワーアップしてしまう始末である。

 ドラマについても、父親代わりのT-800お爺ちゃんがポンコツ化していく様を娘には悟られたくないとするイジマしい様子が描かれていたりと、ロボットに過ぎないT-800に無駄にドラマが用意されているのである。娘に近寄ってきたカイル・リースにムキになって張り合ったりもする。その辺りに注目して観れば案外面白いかも知れない。
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by cemeteryprime | 2015-07-16 14:54 | 作品・感想 | Comments(0)

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