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【クトゥルフ神話TRPG】探索者の作成 その3

前回記事からの続き。

キャラの軸を設定する
探索者が心の底から欲している物や、大切にしている物を設定しておこう。これは探索者にとっての開眼法要みたいな物で、ロールプレイにおいて最も重要になる作業だ。

通常、人間は目的も無いのに行動しない。暇つぶしにブラついているのだって、暇つぶしという目的があっての行動だ。探索者自身に何の動機も無いのに、キーパーに言われるがまま、シナリオ上の必要に合わせて行動させていても、そこにストーリー性は一切感じないだろう。

欲求はそのキャラの行動の指針だ。技能を活かして欲求を満たそうとしていれば、自然とそのキャラらしい行動が出来る。キーパーは、この欲求をシナリオに絡めてやる事で、セッションを成立させる事が出来る。なので、きちんと軸を設定しておかなければならないのだ。

ストーリーにおいて主人公は時折命知らずな無茶な行動に出るが、それは危険が好きだからでは無く、それの為なら命を投げ出しても構わないという大切な物が絡んでいるからだ。普段どれだけ臆病なキャラでも、命より大切な物の為なら幽霊屋敷やヤクザの事務所に特攻するのである。

キャラの軸が上手く思いつかないなら、とにかく金を欲している事にしておけば無難である。普遍性の高い欲求は、どんなシナリオにも絡めやすいし、探索者の行動指針として使いやすい。報酬に目がくらんで幽霊屋敷に特攻する、借金の代償に幽霊屋敷を調査させられる。何でもありである。

余裕があるなら探索者の家族構成なども設定しておくとキーパーに都合が良い。妻子は居なくても、両親くらいは何処かに居るはずだ。大切な物や家族をキーパーに差し出せば、簡単に探索者を駆り立てる動機にしてくれるはずだ。主人公の家族は、殺して復讐に駆り立てるも良し、人質にしておびき寄せるも良し、死んだはずの親父をダースベイダーの正体として登場させるも良しで使い勝手の良いリソースである。

バックグラウンドを膨らます
先に設定した欲求や大切にしている物は、掘り下げていけば幾らでも探索者のバックグラウンドを膨らませる事が出来る。例えば、とにかく金を欲している探索者であれば、その理由を考えてみる。借金があるなら、どういう理由で借金を作ってしまったのか。借金の理由が子供の難病な場合と、ギャンブル依存症の場合では印象は180度異なる。ギャンブル依存症の場合は、何が切掛で依存症になったのだろうか…という具合に、やろうと思えばどんどん掘り下げて探索者のこれまでの人生が見えてくる。

RPGはストーリーを作る遊びで、主人公は探索者だ。主人公のバックグラウンドが一切絡まないストーリーなど存在しない。こうした探索者のバックグラウンドは、ストーリーの導入や結末に大きく関わる。こんな過去を送ってきた主人公が、シナリオが切掛で、こう成長しましたとか、こういう成功を掴みましたとか、こういう末路を迎えましたというのが、ストーリーだ。個々にストーリーがあるからこそ、探索者が途中で死のうが逃げ出そうが、それはそれでオチが付くので良いのである。

探索者の日常を描写する
時系列を前後させる演出でもない限りは、一般的にストーリーは主人公の日常描写から始まる。膨らませた探索者の設定を簡潔にまとめて、どういう性格で、普段どういう仕事をしていて、どういう生活サイクルを送っているのかを他のプレイヤーに説明出来るようにしておこう。

ストーリーは日常から始まって非日常へと突入していく形をとる。なので日常はできるだけ一般的な方が良い。クトゥルフ神話TRPGで作るストーリーはホラーなので、日常と非日常のギャップがあればあるほど良い。職業は超常現象研究家で、普段から心霊現象を目の当たりにしていますという様な探索者は、どっからが非日常なのかイメージし難いだろうから初心者にはあまりオススメしない。

ロールプレイに慣れてきて、日常と非日常を自分できっちり区別出来るのであれば、探索者が殺人鬼であろうが、死刑囚であろうが、霊能者であっても構わない。シナリオ内容がどうであれ、導入から本編に突入した時点で探索者にとっての非日常であるとプレイヤーが意識できればOKである。百戦錬磨の霊能者キャラであっても、これは今までに経験してきた心霊現象とは明らかに様子が違う!?みたいな感じで戦慄するというイメージで理解しておこう。

作ってみよう
記事に書いた作業の殆どは、事前にプレイヤーでやっておける物である。クトゥルフ神話TRPGの探索者は死にやすいので、探索者のストックは多くても困らない。先に数値やキャラのイメージ像が具体的に固まっていれば、細かい所は変更するにしても、さっさと作成してしまえる。

作った探索者は、自分が使うシナリオでNPCとして活用しても良い。もともと一般市民なので、市民NPCにそのまま流用が可能だ。暇だったら、その探索者を主人公にして一人で試しにストーリーを作ってみても構わない。どうすればストーリーになるかの原理は説明した通りで、別に一人で遊んでみても同じ様に作用する。
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by cemeteryprime | 2015-11-22 01:07 | TRPG講座・考察 | Comments(0)

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