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【小説感想】悪霊の島

悪霊の島 上 (文春文庫)

スティーヴン キング / 文藝春秋

スコア:



スティーブン・キングの長編モダンホラー(上下巻)。異能力開花描写あり、クライマックスのダンジョン探索あり、超自然的なラスボスありで面白い。

あらすじ
主人公のエドガー・フリーマントルは、建築会社の社長だったが交通事故で死にかけ片腕を失い酷い後遺症に悩まされ、妻とも離婚する羽目になる。

会社も手放し、療養の為にデュマ諸島という場所に引っ越したエドガーは、何となく絵を描き始めるが、デュマ・キーという土地の魔力によって絵の才能は恐ろしいスピードで進化してゆく。

失われた片腕を通じて、霊的な世界にアクセス出来るようになったエドガーは、ヴィジョンを絵にする事によって現実にも干渉出来る事に気付くが、その能力の背後にはデュマ・キーに潜む恐ろしい悪霊の存在があった。

構成
正直なところ、序盤はかなり読みにくい。というのも、主人公の交通事故による混乱と後遺症が描写されすぎているからだ。ある種のホットスタートともいえるが、平穏な日常からスタートしない分、読み難いが、主人公の病状が安定するまでの辛抱だ。

中盤は、結構長めにエドガーが能力を開花させそれを訓練していく過程が描かれる。キングの別作品『不眠症』もそんな感じだったが、中年やジジイがある日、霊的な世界にアクセスできる特殊能力に気付いて徐々に力を試行錯誤する描写って結構面白い。どこか自意識の成長とリンクしがちな少年漫画やラノベにおける能力開花描写とはまた違った要素がある。

終盤は、割と唐突な感が強いが、ゾンビ幽霊だとか、よく分からん呪われたエリアだとか、変なモンスターだとかがバシバシ登場して、これぞキング作品という感じ。

最後は男三人で悪霊の拠点である廃墟に乗り込んで対決からの、友情エンド。男女間とか家族の結束みたいな感じじゃない、こういうエンディングは割とキング作品じゃ珍しい部類じゃなかろうか。主人公が、仕事も子育てもリタイアした後なのも関係しているんだろうけど、こういう終わり方はスカッとしてて良い。オッサン同士の友情。

雑感
解説読んだらそこでも触れられていたんだけど、結構雰囲気が『リング』に似ている所がある。貞子が念写した呪いのビデオの代わりになるのが、主人公が超自然的な存在に描かされた絵になっていて、それが拡散して受け取った人が次々に死んでいく所だったり。『リング』のクライマックスが貞子の骨を井戸の底の水たまりから引き上げるだったのに対して、こっちは空になった貯水槽の底から敵の本体を発見して再び真水に漬けることだったり。タイムリミットが迫る感じも割と似ている。

ちょっと違うのは、ラスボスがちゃちな人間霊では無いもっと強大な超自然的存在であるとことだろうか。その辺はまぁ、いつものキング作品という感じである。正気度を失った人が敵に操られちゃうのとかもいつも通り。

異能力を訓練して戦う感じは、『不眠症』もそんな感じだったけど、その辺りのラノベ感は息子のジョー・ヒルの作風から来てるのかなと思ったり。まぁ、シャイニングとかの昔から超能力は書いてた気はするが。
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by cemeteryprime | 2016-02-29 18:37 | 作品・感想 | Comments(0)

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