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【クトゥルフ神話TRPG】上手なロールプレイング

プレイヤーとロールプレイング
セッションをしていると、プレイヤー本人の言いくるめ技術や、プレイヤー知識によるサポートで、キーパーから有利な条件を勝ち取り、弱いキャラを強引に強いキャラの様に振舞わせようとするプレイヤーに時折遭遇する。

これはTRPG慣れをしたプレイヤーにむしろよく見られるプレイスタイルなのだが、果たしてTRPGの上達とは、如何にキーパーを言いくるめるか、プレイヤー自身が博識かという部分にあるのだろうか?

確かにこのスタイルは、プレイヤー本人の満足度は高い。そうしたプレイングがゲーム中で活躍するという事は、要するにプレイヤー本人が褒められているに等しいからだ。また、そうした行為をセッションへの積極的な参加姿勢として評価するという文化も存在する。とにかくプレイヤーの満足度を優先するなら、否定すべきでは無い要素である。

だがしかし、それならプレイヤーキャラクターの存在価値とは何なのだろうか。間接的にプレイヤーを称賛する為のアイコンでしかないのだろうかという話にもなってくる。

上手なロールプレイングとは
ロールプレイングとは、キャラクターをシミュレーションしてストーリーを紡ぐ行為である。主人公の行動を上手にシミュレーションすれば、ストーリーはよりリアリティのある内容になり面白くなる。そのキャラクターらしい活躍と失敗、そして結末といった要素である。

ゲーム慣れしたプレイヤーほど、失敗を嫌うものであるが、ストーリーにおいては失敗は不可欠な要素である。一般的にストーリーは挫折、努力、成功といった過程をとる事が多い。ちょっと考えてみて欲しいのだが、成功、成功、成功の主人公がひたすら無双するストーリーは果たして面白いだろうか。

しかも、そのストーリーにおいて主人公は、どこからともなくひねり出した、知識やアイテムのサポートを得ながらの活躍する。この主人公は、脳筋馬鹿という設定なのに、時々賢くなって小難しい法律知識や、科学知識を持ちだすのだ。さらに便利な道具を沢山調達してきて、苦手な分野を克服して苦も無く課題を突破していく。

こうした無双プレイは、上手くキャラに自己投影が出来れば楽しいかもしれないが、傍から見れば糞みたいなストーリーだと言わざるを得ない。

上手なロールプレイングとは、弱いキャラクターを、弱いキャラクターとして魅力的に表現する事である。弱いキャラクターで無双しようとする事では無い。大前提としてシミュレーションであり、次にストーリーの主人公として面白い魅力的な存在である事を目指すのである。

具体例を挙げるなら、キャラクターがのび太だった場合に、ひたすら射撃スキルとドラえもんの道具だけをクレバーに使って無双するのが下手糞なロールプレイで、何だかんだでクズなボンクラなんだけど偶に劇場版のび太になるのが上手なロールプレイという訳である。

ロールプレイングの難易度
弱いキャラクターを弱いキャラクターとして魅力的に表現するというのは、弱いキャラクターで無双するよりも、正直にいって難しい。ただ、それこそがロールプレイングゲーム本来の難易度である。プレイヤー本人の言いくるめ力や、雑学知識は、ゲームシステム自体とは何ら関係ない要素であるという点は理解しておこう。

ロールプレイングは、奥が深くて難しい。ただ、難しいからこそゲームとして面白いとも言える。そう言うとと、敷居が高い遊びのように感じるかもしれないが、上手にプレイするのが難しいだけで、遊ぶこと自体は誰にでも出来るゲームではある。言ってみれば、誰でも音は鳴らせるが、上手に演奏するのは難しい楽器の様な物だ。とりあえず音を鳴らせば楽しいし、上手に演奏ができればより楽しい。

努力の方向性を履き違えるとどうなるか。ひたすらキーパーを言いくるめる為の雑学知識と話術を追求するプレイヤーを想像してみて欲しい。時に彼らは、仕事の契約上でもしてるのかというくらいに、キーパーに対して自分のキャラがリスクを回避する為の口約束を求めてくる。それは如何にキーパーを言い負かすかというゲームであって、最早ロールプレイングゲームでも何でも無い。確かに相手を言い負かすのは楽しい。ゲームにおいては楽しいは正義だという考える人物は多い。そうした観点に立つと、こうした行為は正当化されがちだが、それはロールプレイングを損なう別のゲームなので他所でやって欲しいというのが正直な所である。
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by cemeteryprime | 2016-04-25 18:07 | Comments(0)

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