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【TRPG】TRPGとは:その3

TRPGとルールブック
TRPGを遊ぶには、まずどういうストーリーを作りたいか考える所から始めます。そして、作りたいストーリーに合わせて使用するルールブックを選びましょう。

別に用意出来るルールブックが先にありき、という形でも構いません。ただし、その場合はそのルールブックがどういうストーリー(世界観)を表現する為のシステムになっているかを、きちんと事前に読み込んで理解しておいて下さい。

ルールブックの役割
TRPGのルールブックには、それぞれの世界観とそれを再現する為のシステムが載っています。例えば、剣と魔法のファンタジーRPGであれば、冒険者とモンスターの戦闘を表現するシステムや、魔法の効果を表現する為のシステムが用意されていたりします。

ちなみにTRPGはジャンル的には、シミュレーション・ゲームの一種に分類する事ができます。ゲームのルールというと、一般的には競技としての公平性を維持する為の物をイメージしがちですが、それは一般的なゲームがプレイヤー同士で勝敗をつけることを目的としているからです。TRPGで使用するゲームルールは主にシミュレーション(再現性)を目的としています。

シミュレーションとストーリー

例えば、MPを1ポイント消費することで、半径2m以内の敵に5ポイントのダメージを与えるといった具合に、数値の増減で魔法の性質や効果を表現します。こうしたシミュレーション性が加わることで、プレイヤーはストーリー上の出来事が、より具体的でリアルなものとして感じる事が出来ます。同じ怪我をしているにしても、こうしたシステムを通すことで、どのレベルで死に瀕しているかまで表現できるのです。

このようにTRPGのシステムは、その世界におけるリアリティを表現する上で重要な要素になっています。例えば、少年漫画の主人公が、戦闘の度にいちいち怪我で入院治療をするでしょうか?派手に流血はしても、それで弱ったり、後遺症を負ったりすることは、あまり無いような気はします。基本的に少年漫画の戦闘に、傷口を消毒しないと化膿したり破傷風になったりとったリアリティは求められません。

システムの選択
ストーリーは、ジャンルや作品によって世界観のバランスが異なります。それ故に、システムによって再現させる世界観のバランスも異なります。極端な話で言えば、野良犬に襲われて死んでしまう世界観がある一方で、恐竜と殴り合える世界観も存在します。

登場させたいアイテムやモンスターのデータの有無というのも重要な要素ですが、それ以前の根本的な世界観の部分というのも、どのTRPGのシステムを使って遊ぶかという判断材料として大きくなります。

ルルブを読む
ルールブック毎の性質を理解しないまま遊んでいるとどういう事が起こり得るか。道具の使い方は何となく分かっても、何の為の道具なのかが分からないと、紙を切るのにノコギリを持ち出し、丸太をハサミで切ろうとしたりとった状況が発生します。どちらも不可能では無いですが、しなくてもいい苦労をする羽目になります。

TRPGは制約が少ない自由な遊びですが、その自由度はこうした部分に活かされるべきだとは思いません。どういう世界観を表現する為のシステムなのかは、きちんと内容を読んで理解した上で、運用するようにしましょう。そうでなければ、要らぬ部分に割かれる労力で、本来の楽しさが損なわれる結果になります。

単にルールブックに書かれてあるルールに従えば良いというのでは無く、しっかり読み込んで、何を表現する為のルールなのかまで読み込んでみて下さい。
by cemeteryprime | 2017-01-11 21:12 | TRPG講座・考察 | Comments(0)

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