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【クトゥルフ神話TRPG】目星に関して

Spot hidden(目星)

直訳すると「隠された物を見つける」。日本語の「目星(を付ける)」とは微妙にニュアンスが違う気もするが、シンプルで分りやすい和訳ではある。

ルールブックの目星の説明でも、隠されていたもの、隠してあるもの、隠れているものを発見する技能である事が普通に分かる。事前にルールブックを読んでいればの話だが…。

ただ、この技能は、暗闇で物が見えるかどうかだったり、とっさの動体視力だったり、単に視力の良さを表現する技能として扱われるケースが多い。更にはアドベンチャーゲームにおける「調べる」コマンドと同義で扱われたりもする。これは、明らかに勘違いであり、ゲームを無駄に面倒臭くする要因である。

視力では無い

猟師が森に隠れている鹿を見つける。これは間違いなく『目星』だ。ただ、一瞬だけ森の奥を横切った動物の正体を見極める。これは果たして『目星』だろうか?

前者と後者が違うのは明確だろう。前者が経験やスキルに基づく物であるのに対して、後者は単純に身体能力に近い。

例えば、時計を家のどこかに置いて無くしたとする。目星80%の探索者であれば、一定の時間内に80%の確率で発見出来る。目星30%の探索者でも、運が良ければすぐに見つける事が出来る。これは状況をイメージしやすいだろう。無くした物は見つからない時にはとことん見つからないし、見つかる時にはふとした弾みで思いがけない所から見つかる物である。探し物にはコツと運が絡んでくるものだ。だから結果をダイスで判定しても違和感は無い。

一方、視力の問題だったらどうだろうか。遠くの物や暗がりにある物が80%の確率で見える人と30%の確率で見える人。どういう状況なのかイメージ出来るだろうか?

調べるコマンドでは無い

机の引き出しに入っている日記帳を発見する為に、机に対していちいち目星判定を行っていると、どういう状況が発生するだろうか。4人の探索者が、それぞれ机の引き出しを調べて結局何も発見できないという状況がダイス目によっては発生する。指先サイズの余程ミクロな日記帳なのか、それとも引き出しの一部が上げ底にでもなってあるのだろうか?

デスノートの夜神月の様なノートの隠し方をしていれば分からなくはないが、状況的に変である。中には机の上にまで目星を必要とするGM(やシナリオ)も存在する。余程物が沢山あって机の上が散らかっているので無い限り、机の上にある物は隠れようが無い。別に巧妙に隠されている訳でも無いなら、いちいち机やタンスや本棚に目星を掛ける意味は無いはずである。

逆にこの理屈で言えば、床に死体が転がっているが、目星に失敗したので誰も気付けませんでした…みたいな状況が発生してもおかしくは無い。心理的死角という奴だ。

誰が調べても机の上に普通に置いてるカギに気付けない…これは確かにホラーな状況ではあるが、恐らく誰もそうした効果を意図して、目星判定を乱用している訳では無いだろう。

野心的なGMなら、部屋に犯人がいるのに目星に失敗してしまったが故に(暗闇等の理由で)誰もその存在に気付けないなんていう状況を作ってみても面白いのではなかろうか。

必須技能?

目星は必須技能に指定される事が多い。調べるコマンドと混同されているからだ。アドベンチャーゲームで調べるコマンドが機能しないなら、それは確かに無理難題のはずである。そうなればクリアは不可能だ。

ただし、TRPGはアドベンチャーゲームでは無いし、目星も調べるコマンドでは無い。という事は知っておいても損は無い。良く分からないまま、自由度に寄りかかって無理やりゲームを遊んでも問題は無いだろうが、それはむしろ不自由な遊び方だと言えないだろうか。


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by cemeteryprime | 2017-01-21 16:59 | TRPG講座・考察 | Comments(0)

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