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カテゴリ:作品・感想( 132 )

【漫画】闇の土鬼 感想

ようやく最終巻が出た。横山光輝のバトル漫画の中ではトップクラスの面白さじゃないだろうか。といっても、忍術とか超能力とかが入り乱れる能力バトル物とはちょっと違うシリアス&ハードな作風なので比べようは無いんだけど。

内容は、血風党という政府の汚れ仕事を請け負う暗殺者集団の抜け忍に拾われ育てられた土鬼が、抜け忍討伐で殺された父親の敵討の為に血風党と戦う・・・という感じでスタートするんだけども、戦っているうちにクーデターを巡る攻防に巻き込まれたり、血風党が政府から用済みになって消されかけたりと色々な陰謀に翻弄されていくのが面白い。

徹底してシニカルな内容で、敵も味方も影で暗躍する忍者みたいなやつらなんだけど、本当に扱いが不遇なんだよね。任務のためなら命も捨てなきゃいけないのに、仕えていた相手から平気で切り捨てられたり。戦乱の時代が終わって活躍の場所を無くした戦闘しか能の無い奴らが時代に翻弄されながらお互いに潰し合って共倒れになっていくみたいな悲惨な雰囲気がストーリー全体に漂っている。

それでも、ストーリーとしての落とし所が素晴らしくて、単に悲惨なだけの話になっていない。土鬼は最初は単に復讐の為に戦っていたんだけどもそのうちに武術家として高みを目指す喜びみたいなのに目覚めていく。一方で、敵の血風党の首領もまた当初は土鬼殺すべし!だったのが、自分たちのような人種に先が無い事を悟ったのもあって、若くて才能のある土鬼になんとか自分たちの残した武術を伝承しようと考え始める。

で、最後の最後にラスボスであったはずの血風党の首領と殺し合いではなく、命がけの稽古があるという展開がかなり熱い。そして土鬼はその伝承された技で、幕府の最強の刺客であった柳生十兵衛を打ち負かしてみせて、首領は満足して自害するという・・・。で、この首領の死に様が復讐を誓う切っ掛けになった土鬼の親父の死に様とフラッシュバックするんだよね。殺し合いを繰り返した宿敵とお互いに認め合って最後はライバル同志の友情を越えて、師弟関係というか擬似親子関係みたいなところまで昇華されていくという・・・。

ただやっぱり悲しいのは、土鬼は闇の武芸の伝承者になって最強になったものの時代がこの先、土鬼のような人間を全く必要としていないという話なんだよね。とにかく色んな暗器を使った痛そうで激しい戦闘描写は光輝漫画の中でもピカイチだと思うので買ってそんは無いはず。今の漫画になれていると、あーメリケンサックで殴られるだけで骨って折れるんだ。折れたら動かないよねーみたいな当たり前の描写が新鮮。面白いよ。

完全版 闇の土鬼 上 (復刻名作漫画シリーズ)

横山 光輝 / 小学館クリエイティブ

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by cemeteryprime | 2014-02-24 09:51 | 作品・感想 | Comments(0)

【特撮】今週のスーパーヒーロータイム

・獣電戦隊キョウリュウジャー(最終回)


ついに最終回を迎えてしまった・・・。いかに面白かったかに関しては、何を今更って感じなので割愛。

脚本の三条陸に関しては正直仮面ライダーWの時は、小さく小奇麗にまとまっていているものの、そこまで突出した良さみたいなのも無くて個人的にはパッとしないな~とか思ってたんだけど、この辺りは作品性との相性の問題なんだろうね。ライダー作品がどうしても含みがちな暗いウエットなドラマ性みたいなのにはあんまり向いて無かったんだろう。

キョウリュウジャーの場合は兎に角とことんポジティヴな感じ。テンポもいいし、小難しくなり過ぎないし、展開は熱いし、そしてなにより観ていて楽しい。先のライダー的な面白さが例えるなら、とことん共感させてボディーブローを入れてくる痛い!でも気持ちいい!系だとしたら、キョウリュウジャーはとことんリズムに乗せてついつい踊らせてくるみたいな感じ。こういうタイプの面白さを持っている作品ってあんまり無いよね。

正直ドラマ的な部分の作りに関しては、そこまで優秀とも言えないんだけど、テンポと展開で乗せていく感じなので正直細部が気にならない作りなんだよね。「・・・おいおい!でもまぁ、面白いから良いや!」みたいな。細部の矛盾が気になってストーリーに乗れないってのと対極の存在。

そういう面でも、アクションとエンターテイメント性重視な坂本監督との相性が抜群に良かった。今作は素人目にもはっきり分かるくらいに生身のアクションが多めだったんだけど、やっぱこう盛り上げる熱い展開で生身アクション持ってこられると燃えるんだよね。

まぁ、とにかく文句なしに傑作でした。引っかかったのは、木下あゆ美が変身出来るようになったのにふとももを出さなかった事くらい。


・仮面ライダー鎧武(17話)

ドリアン回。ミッチーは計画通りみたいな発言はしていたものの、結果オーライ的に助かった感が凄い。あと、思いっきり取引現場からミッチーが丸見えだったり。あの辺はギャグなのか、ミッチーがなんやかんやでまだまだ未熟で杜撰な感じの演出なのか。こういうのを観ると、黒いっていうよりは単に厨二病マインドなだけなのか・・・!?とか思ったり。
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by cemeteryprime | 2014-02-09 17:25 | 作品・感想 | Comments(0)

【小説】ウルトラマンメビウス:アンデレスホリゾント 感想

ウルトラマンメビウス: アンデレスホリゾント (光文社文庫)

朱川 湊人 / 光文社

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先に言っておくが、ウルトラマンメビウス本編はまだ観たことが無い。が、最近見かけるタイアップ物の小説作品は結構思い入れの強い作家さんが書いていて面白い傾向が強いので買ってみた。

内容は、GUYSという作中での科学特捜隊に入ってきた新米隊員(多分小説オリジナル)が研修期間中に遭遇した様々な事件や隊員たちとの交流を通じて成長していくストーリー。あとがきを読む限り、この作者はメビウス本編のシナリオも3つ担当していて、小説はこの3つにいくつかオリジナルのシナリオを加えて再構成した感じらしい。

新人キャラによる作品世界への外部からの目線みたいなのを効果的に使いつつ、世界観やドラマを大切にした作風でなかなか好感が持てる内容だった。多分メビウスの作品特性的なこともあって昭和のウルトラ作品への言及みたいなのも多かったんだけど、その辺りは余り詳しく無いので分からなくて悔しい感じ。個人的には分からなかったけれど、分かる人にはより面白いみたいな内容になっていたんだろう。個人的にはもっとSFとドンパチ中心の作品の方が好きかな。ドラマ中心なので、本編観てなくてイマイチ主人公以外のキャラがよく分からん感じなのが痛かった気がする。小説としては読んでて分からんって事は全然無いんだけど、本編観てたらもっと面白いんだろうな感が凄くてモヤっとするんだよね。ぐぬぬ!
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by cemeteryprime | 2014-01-24 17:16 | 作品・感想 | Comments(0)

【小説】コラプティオ 感想

コラプティオ (文春文庫)

真山 仁 / 文藝春秋

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首相補佐官と新聞記者の立場の違う2人の主人公の視点から原子力政策やアフリカ支援等をモチーフにしたストーリーが展開する。文庫版なので、そこそこ昔に書かれた作品のはずなのだがモロに現状につながる題材になっていて非常に興味深い。

そんな感じで内容もしっかりしているんだけど小難しいだけの社会派系な話にならずにストーリー的にも凄く面白いのがこの作者の特徴で、今作もそんな感じ。

道を分かった対照的な性格の元同級生の二人の主人公が、再開してそれぞれ別の職業と立場になって対決しつつ最後には共闘みたいな構図になっていたり、それなりにポジションを築いて社会人として一人前になった気でいた2人がそれぞれ業界の暗部に直面し、師匠的な人と出会って成長して鍛えられて一皮むける話になっていたりと、かなり王道なエンターテイメント性のあるプロットになっている。

タイトルのコラプティオは汚職や腐敗を意味するラテン語。大衆の無関心とか、いかにしてリーダーが腐敗するのかとか、思考停止して委せるとヤバいみたいなテーマもあって個人的に今の興味に合致する所が多くてとても面白かった。
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by cemeteryprime | 2014-01-22 11:16 | 作品・感想 | Comments(0)

【漫画】マギ シンドバッドの冒険(2巻) 感想

マギ シンドバッドの冒険 2 (裏少年サンデーコミックス)

小学館

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マギ本編でさんざん正しい人間は居ませんよ!シンドバッドやばいよ!という警鐘を鳴らされているのを知っているので、それを読んでからこっちを読むと凄い違和感がある。

描写的にシンドバッドが、生まれつきどう考えても本能的に正しい選択をする能力を持っているのだ。それこそ赤ん坊の頃から。モガメット学長!!遺言残してくれた直後で悪いですけど、正しい選択が出来る優れた人間はいましたよ!!みたいな。

この件をどう捉えていいのかが悩む。こっちはマギのアシスタントの人が作者監修の元で描いているので、そんな致命的な矛盾がスルーされているだけというのは正直考え難い。となると、実はシンドバッドはそもそも人間じゃありませんでしたー!みたいな話になるのかなとか思うんだがどうなんだろうか。アルマトラン絡みの転生体か何かでしたとか、実は邪悪な意思に導かれてましたとか。

優れた人間に委ねちゃうとヤバイみたいな話は、多分アルマトランのソロモン王の話も示唆している気がするので、最終的にこっちの世界版のソロモン王みたいな感じになって行き着く先はアルマトランみたいな滅亡とかそういう展開なんじゃねーのかなとか思うんだが。

その辺りの事情がどうなっているのかは兎も角、ストーリーとしては正直ちょっと面白く無いんだよね。何故ならシンドバッドが割と生まれつき本編のシンドバッドそのまんまなので、人間的な成長の余地なくない・・・?みたいな。個人的には、本編でこそ完璧な存在に見えるシンドバッドも実は矮小な人間でしか無かったよみたいな、ストーリーになるのかと思ってたんだけど。こんな奴がどうやって本編のシンドバッドになったんだ?みたいなこの先どうなるのみたいな期待感が読んでいて一切無い。

一応、代わりにシンドバッドの仲間達がどうやって集まったのかとか、そういう過去篇の集合体みたいな話になはなっていてファン向けには面白い所はあるんだけど、それだと本当にただの過去回の寄せ集めやんけ!という感じ。ストーリーとしてのメインの推進力が無いのよね・・・。
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by cemeteryprime | 2014-01-21 17:24 | 作品・感想 | Comments(0)

【漫画】マギ(20巻) 感想

マギ 20 (少年サンデーコミックス)

大高 忍 / 小学館

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・マグノシュタット篇、完結

邪神の落とし子的な巨大怪獣に対して、各国の金属器使い達が大集合&極大魔法撃ちまくりの大決戦でした。盛り上がるといえば盛り上がるんだけど、こういう壮大な構図のバトルだとどうしても内容に対して画力が追い付いていないなと感じてしまう部分がチラホラ。画力というと語弊があるかもしれないが、構図の問題というか、いまいちウルトラマン級の巨大怪獣と戦っている迫力に乏しいというか・・・。マギは戦争描写みたいなのも多いんだけど、こういうスケール感がデカい場面がいまいちまだ描き慣れてない感じ。凄い好きな漫画だけに、その辺りが悔しいなと。

結構唐突なインフレバトル&全員集合だったので、もしやこの流れは打ち切り!?とか思って当初はかなりビビったんだが、逆に割と早い段階でこういうのを持って来るってことは、今後はこういうインフレパワーバトル的な盛り上げ方はしませんよという事なのだろうか。もしそうなんだったら嬉しい。

気になるのは、悪の組織の親玉の練玉艶が実は異世界(アルマトラン)でのマギでした!みたいな設定が出たり、アルマトランに関わる重要な設定が出たりしているにも関わらず、そういう新要素を吹き飛ばすくらいに現状頼れる味方のはずのシンドバッド王が一番ラスボス感が出てて不穏だというところ。いろいろ御託ならべて煽るけど、結局コイツが一番ヤバイんでしょ!?知ってるよ!?みたい感じなので、あまりその他の要素が怖くないんだよね。ジュダル&白竜のコンビとかも。

シンドバッドに関しては、正直ちょっとヤリ過ぎレベルに煽り過ぎじゃないかな感がある。テーマ的な部分なので分かりやすく強調してるんだろうけど、ストーリー的にはもうちょっと仄めかす程度にしないと、最後にシンドバッドと決定的に対立した時の衝撃とかも薄れるんじゃないの?みたいな。余計なお世話かもだが。

ただそのあたりはどうでもよくなる位にシンドバッド王が相変わらず一番良いキャラをしているのは事実。前作の主人公感(既にLv.100)みたいなオーラが出てて良いんだよね。主人公が持っている謎の主人公補正とか、主人公の選択が何だかんだで正しいみたいなそういう世界の神(作者)に愛されてる感というか、そういう主人公故のチート感みたいな物を味方サイドでは無くて第三者的に見た時の得体の知れない雰囲気がよく表現されてる感じ。敵側から見た時のそこまでお前の都合よく進むと不気味なんですけど!?みたいなの。

作中だとメタ的な視点を持っている練玉艶とかに第一級特異点とか呼ばれてるけど、言い得て妙という感じ。存在するはずのない世界の主人公みたいな。

モガメット学長が遺言で、優れた人間など居ない!正しい選択ができる人間など存在しない!そういうのに委ねちゃうのが一番ヤバイよ!とほぼシンドバッド王を名指しにしたも同然の警鐘を鳴らして死ぬという駄目押し展開までされたらもう笑うしかないよ!

それはそうと、煌帝国の皇子たちが地味に兄弟愛に溢れた人間味のある集団なのが分かって嬉しいような悲しいような。カニと修造理論的に戦争描写が辛くなる一方だわ。この後は煌帝国篇になるのかな。楽しみ。
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by cemeteryprime | 2014-01-21 01:03 | 作品・感想 | Comments(0)

【特撮】今週のスーパーヒーロータイム

今期のスーパーヒーロータイム(戦隊+ライダー)はアタリ過ぎてやばい。今週は特に凄かった。

・獣電戦隊キョウリュージャー(45話)
・ラスボスが究極体に進化。新幹部が2体お披露目。
・指導者だったトリンが今度こそ本当に死亡したっぽい。
・トリンが頼りにしていた主人公の親父がまさかの裏切り&トリン殺害。

キョウリュウジャーは盛り上げ方が凄くてここでこれだけ盛り上げるんなら最終回付近はどうするんだよ!?みたいな感じで毎回毎回ハードルを自ら上げてくるんだけど、何だかんだで毎回きちっと超えてくるのが嬉しい。トリンは毎回死ぬとかいう割に石化しかけたり、石化したりするだけだったのが今度こそ石化した上に木っ端微塵になって笑ったが。

親父がトリンの変身銃を奪ってシルバーになったのはなかなか良かった。始祖鳥っぽい鳥人間のトリンが変身すると人間ぽいフォルムになるのは微妙に違和感があったんだが、全ては今回の展開の為と分かって納得。親父の裏切りはどうせなんか真相があるんだろとは分かりつつも、主人公の強いオヤジは共闘するものじゃなくて超えるものだろ!という王道な熱い展開になってくれて嬉しい。それはともかく、地球の声を聴いてみたら人間は滅ぼしていいから惑星とその他動物は許してって言ってた!というオヤジの発言はフェイクなんだろうけどそれなりに説得力があって笑った。そりゃデーボス軍も信じるわ。

どうでもいいけど、デーボス様の完全体のデザインが微妙・・・。うーん・・・。百面神官カオスとか幹部達のデザインが良いだけに・・・。もっとクリーチャー然としてて欲しかったんだが、なんかゴチャゴチャしたカラフルな感じで正直あまり強そうじゃ無いなぁ。

・仮面ライダー鎧武(14話)
遂に虚淵版仮面ライダーが本領を発揮し始めた!まどマギで言うとマミさんが首チョンパされた回みたいな感じ。

初瀬ちゃんが死ぬ展開の演出は完璧過ぎて痺れた。ヘルヘイムの果実食べてモンスター化したものの、一旦人間体に戻ってギリギリまだ人間に戻れるんじゃ無いのかという可能性を匂わせながらも、主人公の仲間を襲って割とどうすんだこれ感を出しつつ(多分仲間は怪我で感染している)、途中何度も主人公は心が折れてついつい殺しそうになりながらも必死で葛藤しながらモンスター化している初瀬ちゃんを説得するんだけど、最後は敵幹部が新登場して無慈悲に殺害という・・・。しかも、あんなにモンスター化してても元は人間だい!って葛藤して苦しんでたのに、主人公はまだ知らないが既にモンスター化した親友っぽい奴を殺しているという・・・。鬼畜すぎるで・・・。

怪人だって人間だけど殺すのもやむ無し以上の鬼畜な展開が出てきて頭が下がります。答えが出ずにあんなに葛藤して苦しんでいるのに、実は1話目で知らずに親友殺しているとか。次週は確実に更なる鬱展開必死でワクワクが止まらないわ。今のところは、真相に気付いたのはミッチーだけなのでミッチーが黙っておいてもっと後でより効果的になタイミングで発覚とかいう展開もあり得るけど。ギャグキャラその2な感じだった初瀬ちゃんが、ここまで見事に散るとは予想していなかった。

明確に人死(殺人)は出るし、今までも実は出てたんですよ?という事が示された事で一気にシリアス度が増した。まだまだ先は長いので、いったい後何人が死ぬんだろうかと戦々恐々としてしまう。とにかく次週が早く観たい!

1クール目は、なんだよライダーの制約の中じゃこんなもんか。本当に虚淵起用の意味あるのか~?と、割と鼻くそほじりながら観てる感じだったけど、それすらも2クール目の展開につなげる為の布石だったのでマジすいませんでした!最高です!という感じ。まんまとダマされるというか、いい方向に予想を裏切ってくれると凄く観ていて楽しい。
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by cemeteryprime | 2014-01-19 23:16 | 作品・感想 | Comments(0)

【アニメ】革命機ヴァルヴレイヴ(最終回) 感想

ようやく最終話まで視聴。序盤は異形化を扱ったホラーみたいなのをロボットアニメでやるのかな?とか思って期待して観ていたんだけど、途中から無理に社会みたいなのを語ろうとし始めて一気に陳腐化した。

元々個々のキャラをまともに血の通った人間として描けて無かったし、学園ドラマもまともに描けて無かったんだから、社会なんて描ける訳ねーだろ!特に終盤の不死身バレみたいな所からの陳腐な鬱展開が酷くて、割と観てられなかった。鬱展開ってある程度ドラマに説得力があって共感も出来て初めて機能する物だと思うんだけど、ヴヴヴの場合は全くその辺が駄目駄目だったので、一気に冷めた感じ。

正直、カミツキの描写がショボかったのが駄目だったんじゃないのかなと思う。致命傷を受けると見た目もグロく異形化するとか、そもそもヴァルヴレイヴのパイロットになった時点で中身は人間のままでも見た目が完全に異形化するとか位のインパクトが無いと。そもそも仮に不死身の人間が実在した所で、所詮は不死身の"人間"なんだからキモがられはしても、社会的なパニックにはならねーだろ。

それよりはよっぽど外見が異形の方がパニックを起こすんじゃないのかな。ニュースで暴露映像流すにしてもその方がよっぽど分かりやすくパニックになるだろうし。あくまで正体は異形で人間に化けてますよ!みたいな。作中だと、都合よく極端にみんながみんな白痴化していたけど、あんだけテクノロジーが発達した世界なんだし、そういうナノテクとかそういう系のSF医療技術なんじゃねーの?程度で終わりそう。実際の所、それに近いしテクノロジーなんだし。

マギウスはそんなに数が少ないんだったら、どっか田舎にでもコミューンとか作って人間農場とか、記憶を定期的に提供させるようなシステム運営して勝手にほそぼそと暮らしとけばいいだろ。巨大国家を支配する必要が本当にあるのかと。考えれば考える程ああいう感じに無理に戦争とか革命とか絡める必要があったのか疑問が湧いてくる。最後の最後に取って付けたようなテーマっぽい疑心暗鬼云々とか殆どどうでもいいストーリーだったし、異種族間ディスコミュニケーションの話でも無かったし、結局何がしたかったのかがよく分からなかったアニメ。

みんなを守るために異形化してしまって、みんなからは嫌われるし本当に主人公本人なのかどうかも疑われるんだけども、目的の一致だけで共闘するエルエルフだけは元が誰だったとか人間だったかどうかも大して気にしないみたいな話の方がテーマ的にも筋が通った感じになったんじゃなかろうか。主人公は学園の仲間から嫌悪されながら戦ってて、ドルシア軍のマギウス達は逆に仲間でしょ?こっちにおいで~人間支配しようよ~って誘ってくるんだけども、それでも主人公はいつか仲間とまた分かり合えることを信じて戦うみたいな展開の方が燃えた。戦況が悪化してくると、ヴァルヴレイヴを何機も動かさないといけなくなってきて、尊い犠牲みたいな感じで一人また一人とパイロットなっていって異形化していくんだけども、何だかんだで異形化すると見た目がキモすぎて嫌われてしまうみたいな。そんな妄想版ヴァルヴレイヴが見たかったです。


ロボのデザインはなかなか面白かった。格好良いかどうかは微妙だけど、多腕だったり、足が無かったりと割と合理性というか機能優先のロボであることを活かした感じ。ラスボスの機体なんか近接戦闘用に脚部に小さい両手両足みたいなの生えてたり。ああいうのは良かった。
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by cemeteryprime | 2014-01-19 23:08 | 作品・感想 | Comments(0)

漫画『水滸伝 (全6巻)』 感想

水滸伝6巻セット 漫画文庫

横山 光輝 / 潮出版社

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横山光輝の漫画版水滸伝を一気に読んだ。感想としては、ちょっと微妙。漫画のクオリティ的にはいつも通りなので特に言うことは無いのだが、群像劇要素が強すぎていまいち焦点が定まらない結果、全体的にキャラが薄い印象を受ける。横山光輝漫画の特に歴史物は長編的な構造による積み重ねみたいな部分のドラマが熱いので、そういった要素が薄いこの作品はどうしても少し面白みに欠けてしまう。あと、明確な主人公が居ないのも痛いところ。

これは原作がそうだから仕方が無い所もあるんだけど、上記の要素に加えて梁山泊のメンバーが尽く民度が低い。なので余計にキャラに感情移入もしにくい感じになってしまっている。個人的にはこういう良くも悪くも民度が低い感じはこれぞ中国の侠客!という気がして好きだけどね。
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by cemeteryprime | 2014-01-14 22:58 | 作品・感想 | Comments(0)

【特撮】仮面ライダー鎧武(~13話) 感想

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ストリートダンスチームがポケモンバトルでステージを奪い合うという糞設定に最初は戸惑ったものの、徐々にダンス要素は放置されて、ストーリーが加速しはじめてきて一気に面白くなってきている。1クールをおよその一区切りとして、「この時はまだ真の恐ろしさを理解していなかった~」的なナレーションが入ってからストーリーがよりハードにエクストリーム感を増してくる構成は、平成ライダーにおいてはなかなか新鮮で素晴らしいなと感じた。たいていはまだ強化フォーム登場とか、2号ライダー登場とかやってる段階と考えたらなかなかテンポがいい。それに、強化フォームが登場したといっても敵サイド側なので、余裕感が出てしまう既存パターンとは逆に緊張感が増していてその辺りも好印象。


どうでもいいけど、ヒップホップ的なダンス要素は、子供番組的にキャッチーだから入れといて!という感じでねじ込まれている気がするんだけどどうなんだろう。電王辺りからやたらとダンスとかのヒップホップ的要素を観る気がする。義務教育過程にダンスの授業が盛り込まれたのとかとも関連しているんだろうか。知らんけど。鎧武の場合は、基本的にダンス要素が一切なんのテーマともストーリーとも連動してないのでノイズでしかないんだよね。なので、個人的には脳内変換でこいつらはダンスチームでは無く、カラーギャング的なチーマー同士の縄張り争いの話として観ている。テーマ的にも本質的にもそう考えて観たほうがしっくりくる。

その点を踏まえつつこれまでのあらすじを要約すると、舞台となる沢芽市ではチーマー同士がロックシード(モンスターボールみたいなの)でインベス(モンスター)を召喚して対戦させるというインベスゲームによる決闘で縄張り争いをしていた。謎の技術であるロックシードは怪しげな売人によって取引されているが、もはやロックシード無しでは勢力争いは成立しないのでどのチームもロックシードを使用している。インベスゲームはネット中継され、チーマー達は若者の中で人気がある。そんな中で、ロックシードを使って仮面ライダーに変身できる戦極ドライバーが登場する。戦極ドライバーはチート級に強く、戦極ドライバーを持たないチームはこれに対処できない状況が生まれ、インベスゲームは一部の戦極ドライバーを保有するチーム同士のライダーバトルへと変貌していく。

一方でチーマー同士の激しい抗争の裏側では、野生のインベスが出現し人を襲うという事件が進行していた。2名のライダーを抱え比較的優位にあるチーム鎧武に所属する主人公たちは、正義感からこうした野生のインベスにも対処しその正体を調査をしていたが、やがてロックシードや戦極ドライバーには街を牛耳る巨大企業ユグドラシル社の陰謀が関わっており、自分たちチーマー同士の抗争が彼らの実験に利用されている事を知る。ユグドラシル社の陰謀に何とか立ち向かおうとする主人公達であったが、実験をほぼ終えたユグドラシル社は情報操作により、これまで隠蔽していたインベスの被害者達が謎のウイルスに感染していることを公表し、怪しげなインベスゲームに興じるチーマーたちが全ての元凶にあると報道。インベスゲームの配信で人気を得ていたチーマー達は一転して街中から敵視されはじめる。

先週までの話はそんな感じ。ぼんやりと暗示はされていたけれども、人間がインベス化する事がついに先週はっきりと描写されたり、情報操作で主人公たちを含むチーマー達が急に街中から敵視されはじめたりと、黒い展開が始まってきた実に良い感じ。チーマー達の抗争にロックシードを持ち込んでさらにネット配信でインベスゲームを盛り上げるだけ盛り上げておいて、実はチーマー達が使役していたインベスはかなり危険で怪しいウイルスをバラ撒いてました!と急に手のひら返しするユグドラシル社のやり方はなかなか巧妙で、久しぶりに悪の組織感を実に効果的に感じさせてくれて秀逸。

個人的な見所としては、ライバル的な存在であるチームバロンの駆紋戒斗が良い感じ。強さこそ全てよ!みたいなキャラの割にそこまで圧倒的に強い訳でもなくて若干残念な感じだったんだけど、市民が敵に回った状況で文句があるならかかってこいやとライダーに変身したシーンで感動した。全く動じない。格好良い!

よくよく考えると、戎斗は楽しいからとか、チヤホヤ人気者になりたくてチーマーをやっている訳じゃ無いんだよね。戎斗は本質的に街を牛耳るユグドラシル社への復讐者であって、強さを求めてチームを組織してライダーになって戦っている。元より戦っているので、今更敵が増えても知ったことでは無いのだろう。その辺りを改めて意識すると、主人公の葛葉紘太は平成ライダー系で、駆紋戎斗は虚淵系の主人公だと言える。

フルーツとか、ダンスとかの明るめのノイズを排除して改めて観ると仮面ライダー鎧武は結構暗い世界観が広がっている。舞台となる沢芽市は、元は小さな町だったんだけれども巨大企業ユグドラシル社がやってきて一気に発展し都市化した。古い町の風景はユグドラシル社による買収と開発で消滅し、元いた住民は職場も失っていて、殆どは街の外へと出て行っている。住民はユグドラシル系列に務めるエリート富裕層と、それ以外にきっぱり別れており、元々いた住民たちは完全に後者であり、将来に希望のない若者たちがチーマー化している。ミッチーなんかは、前者の代表で親父はユグドラシル社の重役で兄も研究部門の主任で、豪邸に住んでいて、めちゃくちゃ高そうなエリートっぽい私立学校に通っている。戎斗は後者で、両親の経営していた工場が無くなり、子供の頃の風景は何一つ残っていないというような過去を度々口にする。

過去に囚われ、力を求める虚淵系主人公な戎斗はこのまま行くと碌でもない皮肉な結末しかなさそうなんだけれども、果たして救済はあるのか。ますます続きが気になる所であります。
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by cemeteryprime | 2014-01-13 15:53 | 作品・感想 | Comments(0)

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