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【小説感想】リング

リング (角川ホラー文庫)

鈴木 光司 / 角川書店

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映画版のヒットでJホラーの代名詞みたいな存在になったリング。原作小説は未読であったので、ホラー構造の確認という個人的な題材の研究用に今更購入してみた。かなり古い作品なので、ネタバレ全開で個人的に面白かった部分について解説してみる。

(1)構造
リングのストーリーはシンプルにまとめると以下の様な物だ。まず、主人公である新聞記者が呪いのビデオの存在に行き当たる。呪いを受けて恐怖に囚われた主人公は、毒を持って毒を制するという名目で不愉快な外道の高山竜司という古い知人を巻き込む。呪いのビデオと変わらないくらいに理解不能な人物で、尚且つ巻き添えにしても心が傷まないという理由だ。そして主人公と高山竜司は呪いのビデオの謎を解くために奔走する。物語のラストでは2つの衝撃の事実が明かされる。1つはビデオの呪いの本当の解除方法である。もう1つは高山竜司が実は友達思いのピュアな童貞だったという話だ。

始めから呪いのビデオや貞子が主役のホラー作品だと決めつけて読んでいると、このラストでの高山竜司死亡後の童貞発覚という展開が意味不明に感じるに違いない。が、構造的に考えれば呪いのビデオと高山竜司という対になる2つの理解不能な存在を軸にしたストーリーなので、ラストで両者の真相が発覚するのは自然な話である。因みに呪いのビデオの方も、呪い解除後の真相発覚なので全く同じ構図だ。

(2)呪いのビデオ
呪いのビデオの話自体は実はあっけない。その事実が発覚するのはラストだが、主人公は実はストーリー序盤に知らぬ間に解除方法を実行していたのである。恐怖にかられて、自分を親友だと思っている高山竜司を利己的に巻き込む形で。

このストーリーはビデオの呪いの解除方法が判らないという恐怖が主人公を突き動かす原動力になっている。冒頭で登場する呪いのビデオの被害者たちと主人公の違いは、解除方法を知っていたか知らなかったかの1点だ。解除方法を知ってた被害者たちは、本気にせずにそのまま死んでしまった。主人公は解除方法が判らなかったからこそ、恐怖にかられて高山竜司を巻き込み、既に問題が解決している事にも気付かず自分の家族まで巻き込み、事態をエスカレートさせていく。リングは恐怖に駆られた主人公が利己的に暴走するホラーなのである。

(3)高山竜司
呪いのビデオにおけるどんでん返しは、実はとっくに助かっていたという話に過ぎないので衝撃は小さい。衝撃が大きいのは高山竜司が童貞だったというオチが付くストーリーの方である。これが発覚した事で、主人公は真の外道が自分だったことを悟るのである。こちらの方がホラーだ。そして、主人公は嫁と子供を救うために嫁の両親を犠牲にしようと決意してストーリーは終わる。確信犯的な外道と化すのだ。ギャグの様なオチなので高山竜司が実は童貞でしたというストーリーの重要性をスルーしていると、こうした主人公のストーリーも見えなくなる。呪いのビデオと童貞高山は、性質的にも綺麗な対比関係を持っているのでその辺りを改めて考えると色々と面白い。正直、ここまで童貞がテーマ的に重要性を持っている作品を他に知らない。
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by cemeteryprime | 2015-03-30 10:50 | 作品・感想 | Comments(0)

【アメコミ感想】オール・ヘイル・メガトロン

トランスフォーマー:オール・ヘイル・メガトロン (ShoPro Books)

シェーン・マッカーシー / 小学館集英社プロダクション

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小学館から邦訳刊行されたトランスフォーマーのアメコミ単行本である。トランスフォーマーの知識はビースト・ウォーズ程度だ。後はマイケル・ベイの実写映画版。もしもメガトロンが大勝利したら?みたいな、企画物らしくこれ1冊で独立しているらしいと知り、何となく購入してみた。小学館のアメコミ刊行チョイスはそれなりに信頼している。

この作品はとにかくドラマが濃くて面白かった。買って損は無いはず。トランスフォーマー的なお約束は全く知らない。なので、あくまでも個人的に直撃した面白さについて幾つか紹介しておく。

(1)ラディカルなドラマ
この作品は変形するロボット達が主人公で、サイバトロンとデストロンという2つの軍に別れて戦う世界観で展開されるドラマである。主人公たちは人間では無いが、自我を持っているので同じようにドラマが発生する。

但し、人間とロボットなのでドラマの性質は異なる。まず、性別だとか寿命だとか結婚だとか怪我だとか、そうした人間の生物的な制約がロボットだから無い。それ故に、何を求めて生きているかという理念的な価値観がより極端な形で出る。家庭があるからとか、もう歳だしとか、生物的な理由による消極性が少ない様に感じる。

そして、変形するロボットである。人間も少なからず、成長して内面も変わるし外見も服装や整形などで変える事が出来る。トランスフォーマーの場合はもっと極端だ。状況に合わせて変化していく本質を持っており、自ら修理や改造を行う。変化を望まない者もいるが、望めば人間以上に何処まででも変化していけるのだ。

(2)キャラクター
上記の理由もあり、人間と同じようには外見からキャラを判別出来ない。勿論、変形ロボットとしてのモチーフやディテールもあるので幾らかはそうした要素からキャラは識別できる部分もあるのだが。顔なんか全員ロボットなので、人間と比べれば全員賢そうに見えてしまうのだが、実際は馬鹿だったりする。表情も読み取りにくい。なので、人間以上に明確に言動でキャラクターを説明する必要がある。結果としてドラマやストーリーがより面白くなるという訳である。

(3)軍隊
あと、サイバトロンとデストロンというのは生まれついての人種的な物かと思っていたのだが、違うことをこの作品で初めて知った。セイバートロン星に住むトランスフォーマーという種族が思想の異なる2つの軍に分かれて戦争しているみたいな話だった。なので、同じ軍の中でも揉めたりするし、方向性の違いで所属が変わったりもする。サイバトロン軍は個人の自由だとか尊厳をそれなりに尊重していて、デストロン軍は軍事独裁的な印象。イメージとしては、アメリカ軍とソ連軍みたいな感じ。サイバトロンにも外道な性格の奴はいるし、デストロンのメンバーが全員外道という訳でもない。人間に対するスタンスも結構個人差がある。その辺りの事情は、今作の一番面白い要素にもなっているので、是非読んで確かめよう。
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by cemeteryprime | 2015-03-30 10:48 | 作品・感想 | Comments(0)

【資料】世界の伝説と不思議の図鑑

世界の伝説と不思議の図鑑

サラ・バートレット / エクスナレッジ

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タイトル通り世界中の色々な伝承に関わる場所を集めて紹介するカラー図鑑。テーマとしては幽霊の出る場所、吸血鬼の巣窟、魔女と妖術使いの影がさす場所、聖地、UFOホットスポット、神話と伝説の舞台に分類されている。怪しげな雰囲気が漂う場所全般って感じで結構広い範囲でカバーされているので、チョイス自体も面白い。オカルトに関係ない世界各地の民話がらみの場所とかは初めて見るものも多かった。

この手のオカルトとか神話系の資料本はあらかた持ってるので特に不足は無いかなと思ってたんだが、カラーの事典系というのは初めてだったのでついつい購入した。買って正解で、現地の写真以外にも色んなカラー資料があって場所のイメージが凄い分かりやすい。結構載せてあるイラストとか写真がイメージを掻き立てる様なのが多いのもセンス良くて好き。

ちなみに日本からは夫婦岩(伊勢)、鶴岡八幡宮(鎌倉)、原舎ヶ浜(茨城)、伊勢神宮、富士山、青木ヶ原樹海、浄蓮の滝、姫路城なんかがエントリーされていた。姫路城はお菊の皿の関連で幽霊カテゴリでした。原舎ヶ浜はもちろん虚舟で、余裕のUFOカテゴリ。基本は伝承スポットだけど、エリア51だとかそういう比較的新しいのも入っている。

値段も安い。巻末ページにおもいっきりメイド・イン・チャイナと書かれたシールが貼ってあったので納得。
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by cemeteryprime | 2015-03-04 23:29 | 作品・感想 | Comments(0)

【クトゥルフ神話TRPGリプレイ】朝告げ鳥に餌を与えよ

このあいだようやく初オンセができた訳だが、Skypeでやったお陰でリプレイをテキスト化出来るやん。と思ったので、やってみた。

シナリオは『朝告げ鳥に餌を与えよ』
個人的にはTRPGのストーリーはプレイヤーの行動次第で変わるもんだしネタバレも糞も無いだろと思うんだけど一応分割表示仕様にはした。

探索者ステータス
STR10 CON17 POW 9 DEX14
APP 5 SIZ12 INR9 EDU17
追跡70 応急手当90 機械修理80 電気修理50
重機械操作61 博物学70 投擲55 オカルト65

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名前はペニー佐々木。不細工な農林業従事者。見た目通りに知性は低く意志薄弱だが、一応大学は出ている。田舎育ちなのでそこそこ俊敏で体力もある。が、小柄で筋力は低い。

以下、ネタバレ
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by cemeteryprime | 2015-03-04 22:38 | 雑記 | Comments(0)

【映画感想】アメリカン・スナイパー

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イラク戦争で160人くらい狙撃した実在のスパイパーの伝記か何かを原作にした映画。ヒロイックな戦争映画というよりも、一人の人間が戦争沼にズブズブ飲まれていく過程を描いている要素が強くて結構悲惨でなかなか怖い。主人公は田舎のカウボーイで純粋に9.11の映像見てアメリカを守らんと!ってなって軍に志願してシールズにまでなるんだけど、イラクで最初に狙撃する事になるのが対戦車榴弾持って特攻してくる母親と子供だったり。

ストーリーは主人公の少年時代から始まって死ぬまで(若くして死ぬ)をずっと描いているので、単に戦場の悲惨さみたいな話で終わってないのが良い。折角戦場から生きて帰って来てるのに家族をほっぽってまた戦場に言ってしまう過程とか、PTSDの様子も結構リアルで悲惨。主人公も含めイラクで死ななくてもアメリカに帰ってきてから死んだりするんだよね。NHKの朝ニュースでこの映画が紹介されてた時にも触れられてたが、5人に1人がPSTDになってるし帰国後に自殺したりで死亡する兵士が凄い多いとか。

とはいえ敵スパイパーとの因縁の対決みたいな燃えるストーリーもあるのでエンタメ性もきちんとしている。あと描写として面白いなと思ったのは、第◯期派兵みたいなのが進むに連れ、主人公と認識共有出来てる古参メンバーみたいなのが減って老害っぽくなる所。どんどん戦友は死んでくし普通の兵士は一回アメリカに帰ったらまたイラクに来ようとはしないので主人公と一部のメンバーだけが初期派兵での敵との因縁とかを共有できてるけど、残りのメンツは知らんがな状態なのが印象的だった。
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by cemeteryprime | 2015-03-01 23:52 | 作品・感想 | Comments(0)

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