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【ドラマ感想】グリム

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主人公のニック・ブルクハルトは、ポートランド警察の殺人課の刑事で、人間社会に潜り込んでいるヴィッセン(魔物)を見破る能力を持ち代々ヴィッセンを狩ってきたグリム一族の末裔である。

事件を調べるとだいたい犯人はヴィッセンで、被害者もヴィッセンの時もある。ヴィッセンは人を襲う魔物というよりは、狼人間とか、羊人間とか、豚人間みたいな感じで色んな種類がいて、ステレオタイプ的な特徴を持った種族が人間社会に紛れて暮らしているという感じ。狼種族が被害者で、豚種族が実は犯人でしたみたいな話とか、食う食われるの関係性故に民族的な対立だとか偏見が存在していたりする。

観た人にしか分からない例えだが、ざっくりと言えば、仮面ライダーキバ×ズートピアみたいな話だ。

刑事ドラマと違うのは、主人公が魔物ハンターなので、最終的に立件不可能で凶悪なヴィッセンの犯人とかはボコボコにして殺害するという点。普通にモンスターとして退治しちゃうのだ。

あとグリム一族は、ヴィッセンたちから見ると恐怖の殺人鬼一族なので、調子に乗っていた敵が「げぇ!グリムだ!」と気付いてビビる水戸黄門の印籠的シークエンスがあるのも楽しい要素。

ヴィッセンも、いちいちドイツ語の種族名があって怪人っぽい。狼人間はブルットバット(ドイツ語のブラッドバス)みたいな感じ。

主人公はヴィッセンを見破れる能力を持っただけの人間で、先祖から受け継いだモンスター狩りの物騒な武器を駆使してヴィッセンを殺害するのが楽しい所でもあるのだが、シーズンを重ねるごとに重傷から復活するごとに新たな力を身に付きてパワーアップする様になって、仮面ライダークウガ的な戦うことで人外化していくヒーローの要素が入ったりもする。

仮面ライダーキバっぽいなと思う要素としては、人間社会に紛れ込んでるモンスター種族を主人公が狩るダークファンタジー系の話なのに加えて、王位継承問題みたいな要素もある所。

仲間で警察の上司がヴィッセン王家の血を引いていて、王位継承に関わるゴタゴタに主人公もその警部と共闘する形で巻き込まれる形になる。

キバと違って、主人公が王族の血を引いているみたいな形にしておらず、むしろ忌み嫌われる処刑人一族なのはなかなか良い設定だなと思える。

王位継承問題以外にも、王族絡みだとレジスタンスVS王家の話もあったりするのが楽しい。

ズートピア的な、ある種の民族的、職業的ステレオタイプをどういう動物で表現するのかなという楽しみと、今回はどういう怪人が登場するんだろという楽しみがあるのが2重に楽しいシリーズ。

シーズン3では、2号ライダー的な2人目のグリムが登場して主人公が訓練するイベントと、主人公がグリムの能力を失うイベントも発生する。

ネトフリではシーズン3まで観れる。続きも早く観たい所である。


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# by cemeteryprime | 2017-05-29 23:02 | 作品・感想 | Comments(0)

【ドラマ感想】ネトフリのいろいろ

ブラックリスト

新米FBI捜査官が何故か犯罪界の大物から情報リークの指名を受けて、更には婚約者も謎のスパイでしたという、女性捜査官のハーレム系犯罪捜査ドラマ。そして、やがて母親も父親も凄い奴だったというジャンプの主人公的な展開になっていく。

出て来る犯罪者たちが、その存在さえもこれまで警察に捕まれていなかったスーパーヴィランだったり、大掛かりな犯罪組織だったりするのが割と面白い作品。

ただ、ストーリーが基本的に主人公自体はいまいちパッとしないハーレム系なのに加えて、実質のストーリー牽引役である犯罪界の大物レディントンが秘密主義の謎キャラすぎて、ストーリーがどこへ向かっているのかが分かり難いので、話の続きがどうでも良い気分になりやすいという欠点はある。

クレイジーヘッド

偶に人の顔が悪魔に見える幻覚があり、精神疾患だと思っていた女性が、同じ様に悪魔が見えて尚且つ悪罵狩りをしている個性的なデブの黒人女性と出会ったことで、二人で悪魔と戦う様になる話。

基本的にギャグテイストなんだけども、容赦なく人は死ぬ感じのブラックコメディテイスト作品。一話目からして、友達が悪魔に取りつかれるも、悪魔祓いが失敗。森に友達の死体を埋めに行く話。

悪魔と戦うといっても方法が、霊的な物ではなく、悪魔に取り憑かれた人を物理的にボコボコにするという文字通り戦うだけなのが笑う。人間に取りついているからか、妙に人間臭い悪魔たちの描写が面白い。

仮面ライダーX

日本全滅を狙う大国の連合組織、GOD機関(ガバメント・オブ・ダークネス)の陰謀と戦う、サイボーグ戦士の話。

長坂秀佳が脚本で参加しているというのを知って観てみたのだが、確かにとても子供向けとは思えない、クレイジーな話があって面白かった。が、途中で長坂秀佳は抜けちゃって、それ以降は如何にも子供向けな昭和ライダーな話に戻ってしまう。なので、アポロガイスト編まで観れは十分といった感じ。

第一話に出て来るエキセントリックな少年漫画的父親キャラであり、尚且つマッドサイエンティストでもある主人公の父親の神博士が最高なのでそこだけでも観て欲しい。今時の科学者は体も鍛えねばと木刀で背後から襲い掛かって武芸の上達ぶりを試しに来る神博士の勇士が観れるぞ。

主人公の為に、自分の記憶と人格をメインコンピューターにコピーした孤独の要塞的な施設を遺しつつも、いざ主人公が施設を頼りに来たら、「お前をすぐに父親に頼りに来る様な軟弱者にするくらいなら死んでやる!」と唐突に自ら施設を自爆させるという下りが最高。こんな人格はコピーしなかった方が良かった感しかない。

スニッファー

超人的な嗅覚を持つ探偵が警察の捜査に協力をするというウクライナのドラマ。NHKでも阿部寛主演でドラマ化されていた。

やってる事自体はサイコメトリーの嗅覚版みたいな感じなのだが、嗅覚なので割と妨害されやすい。舞台がウクライナなので汚職軍人みたいなのがちょくちょく出て来るのとかが新鮮だった。

あとシーズン2でクーデターを企む陰謀組織が登場するのだが、実際にウクライナはクーデターで偉い事になっていたので設定に謎のリアリティがある。


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# by cemeteryprime | 2017-05-27 17:35 | 作品・感想 | Comments(0)

【クトゥルフ神話TRPG】微妙なシナリオ

以前記事でまとめた、シナリオを作成する際に注意した方が良さそうなポイントについての掘り下げ記事。

明確な動機がない

ストーリーにおいて重要なのが主人公への共感である。主人公に共感できないと、ストーリーはどうでも良くなる。

主人公に共感させる為の一番の方法は明確な動機を用意してやることだ。恋人を殺された主人公が敵に復讐しようとする。経済的に困窮した主人公が金を奪おうとする。個人的に賛同はできなくても、主人公の動機と行動は理解できる。これが共感である。

しかし、例えばこんな場合はどうだろうか。主人公は銀行員である。主人公は知人から怪しい事件の噂を聞き、僅かな報酬と引き換えに3日間ほど仕事を休んで命懸けの探検をする。

このままでは全く探索者の動機が理解できない。入り口で共感出来ないと、その後のストーリーも全体的にどうでも良くなってしまう。

このストーリーを成立させるには、何か主人公の過去と怪しい事件の間に密接な関係性を用意したり、もしくは引き受けないと仕事を失う等の逃げられない事情を用意してやる必要がある。

この様に、シナリオの導入パートというのはストーリー全体の面白さを左右する重要な意味を持っている。キーパーが用意したシナリオ上の謎が解けるかどうかだけではストーリーは成立しないのである。

探索者に合わせて切っ掛けや動機作りの部分をキーパーがアドリブで調整する。もしくはそのシナリオに適した動機を持った探索者をプレイヤーに用意させよう。プレイヤーのやらされている感は主人公の動機とシナリオの進行がリンクしていない場合に生じるものである。

明確な対立がない

対立というのは例えば、『さらわれたヒロインを取り戻そうとする主人公』VS『そうはさせまいとするエネミー』…みたいな構図のことだ。

明確な対立があるとストーリーがどこに向かっていくのかが分かりやすくなる。上記の例で言えば、ヒロインの場所を探す探索があり、最終的にはエネミーと直接対決をして、ヒロインを取り戻すか、もしくは取り戻せないかの結末へ至るというのが分かる。

明確な対立が無いシナリオの場合、途中でグダグダになることが多い。例えば『さらわれたヒロインを取り戻そうとする主人公』VS『別にヒロインをさらった訳でもなかったモンスター』だったらどうなるだろうか。

探索者たちは勘違いでモンスターに襲い掛かるかもしれないが、話してみて誤解が解ければそれで終了である。もしくは普通にヒロインを発見してお終いである。こうなると肩透かし感しかない。モンスターの処遇に関しては完全にストーリーとは関係の無い要素なので本質的にどうでも良くなってしまい、プレイヤーは困惑する。この様に対立構造が無いと、エネミーとの対決というクライマックスが成立せず、オチの付け方も有耶無耶になる状況が出てきてしまうのである。

ちなみにクトゥルフの場合、モンスターは戦って勝てる相手ではないのでモンスターとの対立構造は避けたいかもしれない。その場合は、モンスターを操る人間との対立構造を用意してやれば良い。モンスターの対立構造にしてしまうと、クライマックスでモンスターが喋り出して真相を語るみたいな間抜けな状況が発生しやすくなる(=怖さが薄れる)ので、そういう意味でも対立の相手は人間にしておいた方が良い。

d20クトゥルフのシナリオ制作ガイドでは、『秘密を暴こうとする探索者』VS『秘密を守ろうとするエネミー』という対立構造を軸にしてシナリオを作ることが推奨されている。

・それはどういう秘密か?

・なぜ秘密が露見するとまずいのか?

秘密を巡る対立を軸にシナリオを肉付けしていく手法はホラーにおいては有効なので、良い感じの対立が思いつかない場合はまずはこのパターンで作ってみると良い。

他のメジャーな対立としては、

・死にたくないVS死なせたい

・世界を滅亡させたくないVS滅亡させたい

・子供や恋人を取り戻したいVS取り戻されたくない

等がある。対立構造は無限にあるので面白いものを考えてみよう。


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# by cemeteryprime | 2017-05-24 18:49 | TRPG講座・考察 | Comments(0)

【書籍感想】クトゥルフ神話ガイドブック


クトゥルフ神話のここが分かる

  1. ラヴクラフトをはじめとする参加した作家達と、参加した時系列
  2. 押さえておきたいクトゥルフ神話要素と登場作品の概要
  3. その神格や魔導書はどの作家がどの作品で最初に登場させたか
  4. ラブクラフト作品の何が新しかったのか
  5. ラヴクラフト作品の影響について


資料性の高いクトゥルフ神話TRPGのルールブックやその他のソースブックも持ってるし、エンサイクロペディア・クトゥルフも読んでたし、東雅夫のクトゥルー神話事典も読んだし、ゲームシナリオの為のクトゥルー神話事典も読んだ、クトゥルー神話ダークナビゲーションも読んだ、H・P・ラブクラフト大事典だって押さえいる。

…なので別にこれ以上知りたいことも無いやと思って今まで買っていたなかったのだが、たまたま本屋で見かけて何となく購入。読んでみると、ガイドブックという名前だけのことはあって、クトゥルフ神話の入門書としてこれ以上ないくらいに分かりやすくて驚いた。

特にこのガイドブックの場合は、ラブクラフトが考えたのはこれで、次にこういう作風のこの作家がこの要素をこの作品で追加したみたいな形で、クトゥルフ神話の諸要素が形成されていった過程を分りやすく時系列で紹介してくれているのが分かりやすくて良い。

魔導書が誰の手によって登場したのかは、TRPGプレイヤーなら割と知っておきたい情報では無かろうか。これに関してはゲームシナリオの為のクトゥルー神話事典なんかの方が分かりやすくまとめられているが、ついでなので簡単に代表的な魔導書とその作者についてまとめておこう。

クトゥルフ作家と魔導書

  1. ラヴクラフト ー ネクロノミコン、ナコト写本、etc…
  2. CA・スミス ー エイボンの書
  3. RE・ハワード ー 無名祭祀書
  4. ロバート・ブロック ー 妖蛆の秘密、屍食教典儀
  5. オーガスト・ダーレス ー ルルイエ文書
  6. ブライアン・ラムレイ ー クタート・アクアディンゲン
  7. ラムジー・キャンベル ー グラーキの黙示録
  8. リン・カーター ー ポナペ教典

こうして並べてみると、それぞれのアイテムがどういう文脈というか、どういう内容の作品で登場したかはかなり重要な情報に思える。

あと、読んでいて思ったのは、クトゥルフ神話的な文脈ではディスられていることが多いダーレスだが、ヒロイックに邪神と戦う話が好きなTRPGプレイヤーの場合はむしろ相性が良さそうな気もする。まぁ、手軽に作品が手に入るブライアン・ラムレイで事足りる気もするが。

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# by cemeteryprime | 2017-05-16 20:44 | 作品・感想 | Comments(0)

【書籍感想】コンプリート・ディーン・クーンツ

コンプリート・ディーン・クーンツ

風間 賢二(編集)/芳賀書店

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ディーン・クーンツはよくスティーブン・キングと引き合いに出されるので前から興味はあったので買ってみた。出版された時点までのクーンツの全作品の内容(ネタバレ)と、未翻訳作品の翻訳が幾つか載っている。

個人的なクーンツ体験としては、唯一ファントムを読みかけでの上巻を途中で放置しているのみ。

キングが人間描写とノスタルジック描写とホラー愛で引っ張るタイプなのに対して、クーンツは割と理論派エンタメおじさんというのは知っていたので、上澄み的なエンタメ創作理論を汲み取るならクーンツなのかなと思って買った。創作論に関する話も載っていたのでちょっとピックアップして紹介してみよう。

ホラーエンタメのポイント

  1. 観客はモンスターよりもモンスターへの期待感を楽しむ
  2. ホラー映画はモンスターとの対決よりも恐怖を煽ることに時間を費やす
  3. いざモンスターを登場させたらテンポよく畳むこと
  4. 敵は執念深く無慈悲で圧倒的な強さを持っていること


よりよいホラーにする為に

  1. 恐怖を盛り上げるには、恐怖以外の感情が重要になる
  2. 怖がらせるだけのホラーは欠陥品
  3. 感情をしっかり描写する為には主人公が重要
  4. 主人公の動機は明確にして、感情移入しやすくすること

感情移入を阻害する要素

  1. 逃げられない説得力のある理由があること
  2. 主人公が受け身
  3. 主人公が超人すぎる・・・失敗が無ければ成長も学びも無い
  4. 物語の為だけの人物で過去がない
  5. 人間関係が無い


クーンツの理屈から考えると、例えばラヴクラフト作品なんかは怖がらせようとしているというよりは、恐怖を本質的に扱っているという感じではあるものの、恐怖以外の感情を扱っていな欠陥品の最たる例では無かろうか。本質的であるが故に、ホラーファンからは愛されているが、確かにエンタメ性があるとは言い難い。文体以前に恐怖以外の感情をあまり扱っていないのがその原因の一端だったのではなかろうか。

また、クーンツの理屈に従うと、ホラーとは恐怖の感情が他よりも強調されたストーリーであって、全てはバランスの問題に他ならないという話でもある。モンスターが登場してさえいればホラーになる訳ではなく、しっかり恐怖が強調されていなければならない。この点において、ホラーにおけるモンスターは無慈悲で強力であることという指針は非常に分かりやすい。モンスターに同情の余地があったり、貧弱であったりすれば、それは実は他の悲劇性や恋愛ドラマを引き立てる要素でしかない可能性があるという話である。特に他の要素も強調されていないのに、モンスターも貧弱で交渉の余地があったりすれば、それは欠陥品でしかないので赤信号だと理解しよう。

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# by cemeteryprime | 2017-05-14 10:25 | 作品・感想 | Comments(0)

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