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【ドラマ感想】デアデビル(シーズン1)

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舞台はニューヨーク、ヘルズキッチン地区。多分アベンジャーズ1の戦闘が原因で街が半壊している。マーベル・シネマティック・ユニバースとの関連は今のところその程度だが、一応関連作品らしい。

ストーリー
デアデビルは、超人的な感覚を持った盲目のクライムファイターだ。昼は弁護士をしていて、夜はコスチュームで街の犯罪と戦う。シーズン1ではデアデビルが誕生するまでが描かれる。おなじみの赤いコスチュームは13話目にして登場する。それまでは、名も無き黒覆面の男として活動している。

宿敵であるウィルソン・フィスク(キングピン)との因縁や、盲目の戦士であり武術の師匠であるスティックとの過去、弁護士事務所の仲間達とのドラマが1シーズンを通して丁寧に描かれている。ヒーローの誕生譚というのは、結構盛り上がる部分である。バットマンでも言えばコウモリスーツを開発する以前の危なっかしい新人ビジランテ時代の話は、ビギンズなんかで映像化されたが、デアデビルはその部分を全13話でやってくれているのである。面白くない訳がない。

作風
デアデビルはクライムファイター物である。少なくともシーズン1にはコスチュームを着たスーパーヴィランは登場しない(ヤクザ忍者とは出て来たが)。対決する敵は街に巣食うマフィアやギャングなどの組織犯罪である。絵面的には特殊なガジェットを一切持たないバットマンという感じだ。シーズン1では、特殊なコスチュームとかも持っておらずスポーツウェアみたいな物しか着てないので、常にボコボコになりながら戦っている。普通の犯罪組織と戦う上ではバランスがとれていて良いというレベル。

ドラマ
主人公はデアデビルことマット・マードックなのだが、ストーリーの軸としては宿敵のウィルソン・フィスクももう一人の主人公として機能している。二人の志は共に自分が生まれた街であるヘルズキッチンを再興することだが、方向性が真逆という構図だ。デアデビルは住人を犯罪から守る方向性で戦い、ウィルソン・フィスクは街を犯罪で牛耳り、強引な再開発によって復興させようとしている。

ウィルソン・フィスクのドラマが結構秀逸で、外道でサイコな悪役なのだが、様々な悲劇に見舞われ打ちのめされながらも奮闘する様子が描かれるので、つい応援したくなる。コミックや映画版のデアデビルでも、ウィルソン・フィスクは怪物じみた巨漢で非情な大ボスという感じだったので、メンタルが揺らぎまくるドラマ版での描写は結構新鮮だった。ちなみに、演じているのはヴィンセント・ドノフィリオという俳優でフルメタル・ジャケットの微笑みデブである。この人の情緒不安定なキャラ演技が実に良い。

最近の海外ドラマでは、ブレイキング・バッドを皮切りに主人公が目的の為には犯罪にも手を染める悪人というタイプのドラマが流行っているらしいので、そういう要素をキングピンに盛り込んでいるのかなと思う。キングピン以外にも、悪人主人公特有のふとしたことから秘密を抱えてしまい、大切な人に嘘を重ねてしまって泥沼化するドラマがちょこちょこと盛り込まれる。デアデビルも仲間に嘘を重ねたせいで関係性がこじれて犯罪と戦うどころでは無くなっていたりするのが面白い。
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by cemeteryprime | 2015-09-07 10:06 | 作品・感想 | Comments(0)

【玩具感想】ブラック・マンタの深海攻撃

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レゴ®DCスーパーヒーローズのセット。ブラック・マンタとアクアマンとか二度とミニフィグ化される事なんて無さそうだから買ってみた。特に2人に思い入れがあるわけでは無いんだけども。

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バットサブマリン。ギミックとしては、押し出し式のランチャーが2門付属してるくらい。後、小型の水中マシンみたいなのが後部に付いてて分離する。
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ブラックマンタと潜水艇。ミサイル担いだロボシャークも付属。ブラックマンタのミニフィグが異形で良い。

潜水艇の先端に付いている2門のロケットはスイッチ式で射出可能。特にバネとか使わないはめ込み射出タイプ。潜水艇は本体と両翼と尻尾の4ユニットに綺麗に分離出来る構造になっていて、最後にガチャンとドッキングさせる感じの組み方だった。バットマンのサブマリンも一部そんな感じ。割れにくい等の強度面での理由なのか、単に作りやすさが理由なのかは判らないけど、最後にユニットを合体させる組み方の方がメカの完成シークエンス感があって良いのは確か。サメのミニフィグのデザインも微妙に新しくなって変わっている。
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逆さ吊りのロビン。一見シンプルだが、石柱の1本1本に心棒が入っていたりと丁寧な造りになっている。

アクアマンが乗っている透明なスタンドは、ホッピング用のギミック。指で押さえて離すと反発力でカエルみたいにピョンと飛ぶ。このギミックを使いアクアマンをふっ飛ばしてロビンの上にあるトライデントに突っ込ませると、トライデントの台が向う側に倒れて、吊るされたロビンが落下する。アクアマンを使った的当てみたいな感じで遊べてちょっと面白い。意外に加減が難しくて、アクアマンがトライデント飛び越えしまったり、手前にボトっと落ちたりする。何回も失敗してると、早く助けてやれよ感が凄い。
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ロビンは、情けない顔と水中マスクのリバーシブル構造。普通の顔がなくて残念。アクアマンは怒った顔とノーマルのリバーシブル。
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バットマンは水中マスクとノーマルのリバーシブル仕様。バットマンのミニフィグはこれで3体目。バットマンは色んなセットに入ってるけど、地味にデザインは全部異なっている。今回のはノーラン版バットマンっぽい。ヘルメットの形とか、マントも3体それぞれで異なっていて芸が細かい。ノーラン版バットマンは、ちゃんと耳が短い。
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どうでもいいがレゴなので、ノーラン版バットマンのマスクをティム・バートン版のシャープな奴に替えて、黒パンツも履かせておこう…みたいな事も出てきてしまう。
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by cemeteryprime | 2015-04-17 16:27 | 作品・感想 | Comments(0)

【アメコミ感想】オール・ヘイル・メガトロン

トランスフォーマー:オール・ヘイル・メガトロン (ShoPro Books)

シェーン・マッカーシー / 小学館集英社プロダクション

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小学館から邦訳刊行されたトランスフォーマーのアメコミ単行本である。トランスフォーマーの知識はビースト・ウォーズ程度だ。後はマイケル・ベイの実写映画版。もしもメガトロンが大勝利したら?みたいな、企画物らしくこれ1冊で独立しているらしいと知り、何となく購入してみた。小学館のアメコミ刊行チョイスはそれなりに信頼している。

この作品はとにかくドラマが濃くて面白かった。買って損は無いはず。トランスフォーマー的なお約束は全く知らない。なので、あくまでも個人的に直撃した面白さについて幾つか紹介しておく。

(1)ラディカルなドラマ
この作品は変形するロボット達が主人公で、サイバトロンとデストロンという2つの軍に別れて戦う世界観で展開されるドラマである。主人公たちは人間では無いが、自我を持っているので同じようにドラマが発生する。

但し、人間とロボットなのでドラマの性質は異なる。まず、性別だとか寿命だとか結婚だとか怪我だとか、そうした人間の生物的な制約がロボットだから無い。それ故に、何を求めて生きているかという理念的な価値観がより極端な形で出る。家庭があるからとか、もう歳だしとか、生物的な理由による消極性が少ない様に感じる。

そして、変形するロボットである。人間も少なからず、成長して内面も変わるし外見も服装や整形などで変える事が出来る。トランスフォーマーの場合はもっと極端だ。状況に合わせて変化していく本質を持っており、自ら修理や改造を行う。変化を望まない者もいるが、望めば人間以上に何処まででも変化していけるのだ。

(2)キャラクター
上記の理由もあり、人間と同じようには外見からキャラを判別出来ない。勿論、変形ロボットとしてのモチーフやディテールもあるので幾らかはそうした要素からキャラは識別できる部分もあるのだが。顔なんか全員ロボットなので、人間と比べれば全員賢そうに見えてしまうのだが、実際は馬鹿だったりする。表情も読み取りにくい。なので、人間以上に明確に言動でキャラクターを説明する必要がある。結果としてドラマやストーリーがより面白くなるという訳である。

(3)軍隊
あと、サイバトロンとデストロンというのは生まれついての人種的な物かと思っていたのだが、違うことをこの作品で初めて知った。セイバートロン星に住むトランスフォーマーという種族が思想の異なる2つの軍に分かれて戦争しているみたいな話だった。なので、同じ軍の中でも揉めたりするし、方向性の違いで所属が変わったりもする。サイバトロン軍は個人の自由だとか尊厳をそれなりに尊重していて、デストロン軍は軍事独裁的な印象。イメージとしては、アメリカ軍とソ連軍みたいな感じ。サイバトロンにも外道な性格の奴はいるし、デストロンのメンバーが全員外道という訳でもない。人間に対するスタンスも結構個人差がある。その辺りの事情は、今作の一番面白い要素にもなっているので、是非読んで確かめよう。
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by cemeteryprime | 2015-03-30 10:48 | 作品・感想 | Comments(0)

【映画】ベイマックス (感想)

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ベイマックス観た。面白かった。

ベイマックスは、一言で言うなら少年を主人公にした王道なヒーロー作品だ。なので、同じマーブルコミックス系のヒーロー映画でも正義とは?ヒーローとは?みたいな大人が主人公のヒーロー映画とは少し毛色が違う。

天才的な頭脳を持ちながらも、使い道が判らず人生の目標もない中学生の主人公が、兄貴やその友人達に導かれて成長していく・・・みたいな話。ヒーロー物とか、感動物とかいう以前にどこまでも真正面から少年の成長を描いていているので、これは是非子供が観るべきって感じの映画だ。

他のマーベル映画と比べてみても、遜色ないヒーロー映画なのに加えてやはりピクサーなだけあって脚本が凄い良い。何より登場人物たちのキャラクターが全員が全員凄い良いので、その辺とかに注目見て欲しい。


個人的にこれは良いと思ったのは、中学生の主人公とそれを支える大学生のお兄さんお姉さんという構図。大学生の大人未満だけど、限りなく大人っぽい感じが凄く良い感じに機能している。大人に導かれてという構図だと、どうしてもこう大人の理屈に矯正されるヤダ味とか(その逆とか)、子供マンセー的な嘘臭さみたいなのとかが出てしまう気がするんだよね。大学生だと、その辺がなので何だかんだでガキ的なノリの良さがあったり、説教臭くもなくて本気でヤバイ時だけ止めるみたいな匙加減が効いていて良い。兄貴とか姉貴!みたいな、背中を追いかける対象じゃなくて、やんわり横から声かえてくれる程度のお兄さんお姉さん感がよく出てて良いなと思った。この辺の表現が凄い上手いんだピクサー。


なので、地味に一番心に残っているシーンは、後半のヒーローアクション的なシーンよりも冒頭で主人公が兄貴の大学の研究室に連れてこられる場面。今更勉強することなんて無いよとか思っていた主人公が、研究室で夢や目標に向かって研究に打ち込む兄貴やその友達達の姿を見て、この大学で自分もって目標を持つシーン。お涙頂戴シーンよりも、少年が夢とか目標を持つシーンがグッと来る。この映画を小学校中学校くらいで見てたら理系の大学アコガレを確実に持っていただろうなと思う。高校の時に見ても、既に手遅れだけど。

ビッグヒーロー6!なシーンに関しても、地味に他のマーベル映画と較べても遜色ないというかむしろ優っている部分もあった気がする。それは、準備シークエンス。アイアンマンなんかでも、やっぱり1のアイアンマン製作シークエンスが一番燃えるわけで、ビッグヒーロー6の場合は科学ガジェット系ヒーローなだけあって、単純計算で6人分だから6倍あるわけだ!結構、そういう開発シークエンスとか、トレーニング場面とか、戦闘に赴く準備シークエンスがきっちり段階を追って描かれていて、凄い良かった。

あと、これはピクサー関係無い部分だけどヒロの兄貴役の日本語吹き替えを小泉孝太郎がやっていたわけだが、スゲーあってた。声優が上手いとかどうこう以前に、小泉孝太郎の役者としてのイメージとキャラがスゲーあってたよね。ベストなキャストだと思った。正直、実写版があったとして小泉孝太郎がやっててもあんま違和感無いもん。

どうでもいいけど、ビッグヒーロー6のメンバーだと、ゴーゴーが好きです。
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by cemeteryprime | 2014-12-24 19:46 | 作品・感想 | Comments(0)

【映画】X-MEN フューチャー&パスト (感想)

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Xメンの新作映画を観てきた。未来世界にてセンチネル軍団に蹂躙されてミュータント絶滅という運命を変えるために、ウルヴァリンの精神を過去に飛ばしてセンチネル軍団が進化する切っ掛けになった事件を防ぐという話なので、予定調和的な感じで退屈かなーと思っていたら、なんのその。普通に面白かった。

マグニートーが序盤は大人し目で、未来世界ではすっかり角がとれてたので油断していたら、ちゃんと過去編のマグニートーはマグニートーでしかなかったので凄く良かった。やはりマグニートーはこうでなくては。未来世界のマグニートーはエグゼビアと分かり合って和解したというよりも、単に老齢で丸くなっただけ疑惑すらある。

面白かったが、話の都合で前作のファースト・ジェネレーションで登場したミュータントの殆どが死亡扱いされてたのは許せんなぁ~という感じ。バンシーまで殺すなや!!確かに、バンシーとかいると初期型センチネル軍団とか脅威でも何でも無くなってしまうけども。過去編はマグニートー以外の遠距離攻撃出来るキャラが軒並み退場させられてたね。

未来編は新キャラも多めでそれはそれで良かったけども、正直いまさら未来編のキャラとか増やされてもどうでもいいし。監督がブライアン・シンガーだったから未来編の比重が大きくなったのは仕方が無いんだろうけども。正直、未来編の比重をもうちょい削って過去編でキャラを増やして欲しかった。あのミュータント部隊のベトナム戦とか普通に見たかった。ウルヴァリンゼロみたいな感じでやってくれないもんか。

それは、そうとしてキティ・プライドはいつのまに人の記憶を過去に飛ばす能力なんて身につけたんだ??

中途半端に旧Xメン三部作とリンクさせた割には、ミスティークの整合性がとれてなくね?みたいな所も気になった。ミスティークの行動は、ファーストジェネレーションの続編としては判らんでもないが、旧三部作的には変やろ。
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by cemeteryprime | 2014-06-02 14:09 | 作品・感想 | Comments(0)

【アメコミ】プロメテア1 (感想)

プロメテア 1 (ShoPro Books)

アラン・ムーア / 小学館集英社プロダクション

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ストーリーとしては、古い詩や漫画、都市伝説に時折名前が登場するプロメテアと名前の女神のキャラクターに興味を持ってレポートの題材にした女子大生が、プロメテアを調べる内に事件に巻き込まれ自身が新しいプロメテアになる・・・という、魔法少女モノみたいな話なんだけども、実際の所はこの主人公を通じてストーリー仕立てにした魔術の入門書っぽい感じ。

テーマとしては、"想像力"について。このテーマをストレートに追求している。想像力と物語について、ここまで本質的で深くまとめたストーリーは無いんじゃないかというくらいの完成度。

ここでいう想像力とは、単に空想や妄想、ロマンスの話では無い。他者への限りない共感と同情をもたらす力であり、低俗で馬鹿げた幻影を一刀両断する知性と分別であり、物質的な物や人への愛であり、そして既存の世界(価値観)を破壊する力でもある。いわば、人の精神活動全般に及ぶ話だ。こうした、想像力の本質なパワーとその象徴性を掘り下げた時に、内容は一気に魔術めいたものになっている。

作者のアラン・ムーアがリアルに魔術師化してしまったという話を昔アメコミ関連のニュースで読んだときはなんじゃそりゃ?と思ったものだが、この作品を読むとライターとして物語というものの本質を追求した結果だったんだと納得。この作品自体が、一種の魔術書になっている点からみてもマジ感が伝わってくる。女神プロメテアは、作中で人に想像力をもたらす啓発する存在であると同時に、この本自体がそうした性質を持つ物語(神話)になっているという構図だ。

上記の通りに正直、この本は所謂エンターテイメント性に特化した物語では無い。が、非常に面白い本である。また、この作者の特徴として、絵や文字といった視覚表現をフル活用して情報をフラクタル圧縮した感じでページを構成してくるので、かなり読み難いが、読み終えて咀嚼すればするほどに後々効いてくる。なにより物語と想像力という、本質的なテーマはかなり普遍性が高いので読んでみて損は無いはず。今後、ありとあらゆる場面で、この作品を反芻する場面があるはずだ。

そういう意味では、アメコミ関係なくコミック、ひいては物語全般に関する哲学書としてもオススメ。オカルトクラスタ向けにも、現代における実践的な魔術書の形の一つとしてオススメ。そんな感じ。
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by cemeteryprime | 2014-05-31 13:53 | 作品・感想 | Comments(0)

【映画】アメイジングスパイダーマン2 (感想)

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アメイジングスパイダーマン2を観てきた。

基本的に、ティーンエイジャー向けの恋愛ノベル風映画をスパイダーマンを題材にしてやりましたという感じ。一応アメコミ映画なので観に行った訳だけど、本質的にヒーロー映画では無いのでやっぱ受け付け無いなーと改めて実感。

これ系の映画は観る気がしないのであくまで偏見に基づく予想なんだけども、トワイラトとかそういう系の映画のヒットを受けての、ティーンエイジャー向けのケータイ小説(笑)みたいな恋愛映画作ったれ!というコンセプトによる映画なのかなと。なので結構恋愛映画としても、客層を選ぶイメージ。昔からある王道的な恋愛映画って感じでも無いのよ。あくまでティーンエイジャー向けって感じ。一応、3D映画なので、映像で迫力のあるアクションが見れたら別にいいやという観客ならいいんじゃないだろうか。個人的には映画としてのアクションの迫力とアトラクション的な3Dは別物に思うので、そういうのが好きならUSJのスパイダーマン・ザ・ライドにでも行けばええんとちゃうかなとか思ってしまうが。

以下、ネタバレを含む感想。
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by cemeteryprime | 2014-04-28 10:56 | 作品・感想 | Comments(0)

【映画】キャプテンアメリカ/ウィンターソルジャー (感想)

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キャプテンアメリカ/ウィンターソルジャーを観てきました。面白かったよ。

以下、ネタバレを含む感想。
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by cemeteryprime | 2014-04-22 17:58 | 作品・感想 | Comments(0)

【アメコミ】アルティメッツ2 感想

アルティメッツ 2 (ShoPro Books)

マーク・ミラー / 小学館集英社プロダクション

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このシリーズを端的に表すのであれば、"ブラックすぎるアベンジャーズ"の一言に尽きる。ひねりが効いてるとか、リアル寄りとかいう以前にとにかくブラック。2巻を読んで一層そう感じた。一応、映画版『アベンジャーズ』の原作で、所々に映画版でみたシーンもちゃんとあるんだけど、映画版だとこの根底に流れるブラックユーモア感が浄化されてるので印象が違いすぎる。

2巻はロキ篇。1巻でのソーが、自分が雷神だと信じているスーパーパワーを持ったヒッピーという設定がギャグじゃなくて伏線だったとは・・・。

ソーはずっとまともな事言ってるんだけど、誰もソーの事を神様だと信じてくれない(あたりまえだが)。加えて、ソーは争いを無くす為に地上にやって来たので皮肉な事にアメリカ政府に対して批判的なんだよね。ソーはアルティメッツ(今作におけるアベンジャーズ)が、中東への人質救助作戦を皮切りに他国政府の紛争にまで干渉し始めたのを批判して脱退。

タイミング良く、前作で街を破壊しまくったハルクがアルティメッツのメンバーだった事が発覚。ハルク制圧をデビュー戦にしたアルティメッツはマッチポンプバレ不可避。ハルクの件を密告したのはソーに違いない!と冤罪でソーは恨みをかってしまう。そして、バナー博士は裁判で死刑判決。おまえのせいでバナー博士は死刑に!と言いながらも、死刑判決が出た途端にハルクになって暴れられたら面倒なので、仕方が無いねと騙し討ちして爆殺するアルティメッツのメンバーたちなのであった。そして、バナー博士の葬式で用意された嘘八百な感動的なスピーチを読むキャプテン・アメリカ。終始こんな感じ。

ちなみに、ソーはこの後ヨーロッパで抗議デモに参加している最中に、デモを鎮圧しに来た機動隊の暴力に対抗したとたんにアルティメッツに脅威判定されてボコられて逮捕されてしまう。

ってな感じで、一応ロキが影で情報操作とかはしてるんだけども、基本的にアメリカが勝手に暴走して恨みを買いまくって最終的に反アメリカ連合(ロシア、中国、中東、アフリカ)が報復の為に超人部隊を率いて攻撃を仕掛けるという内容。反アメリカ連合のリーダーが、アメリカの侵略に対抗するために超人兵士血清の実験体に志願したイスラムの少年という・・・。

・・・とまぁ、アメリカ批判的な内容になっている。アメリカは諌めに現れた神様をボコり、疑心暗鬼で内ゲバを始め、自業自得で反アメリカ連合の総攻撃を受けるという前作以上に救いのない話。

ストーリーの中心は、一応ソーとロキなんだけど、ソーは真面目に頑張っていたものの完全に狂人扱いされてアルティメッツから相手にされず、煙たがられて、最後は敵認定されてボコらるし、ロキは基本的に情報操作でアメリカの疑心暗鬼を掻き立てて反アメリカ連盟の支援しているだけなので結構地味な感じ。でも、ロキは魔力だ何だの正面突破よりも嘘や偽りの神という部分を全面に出して頭脳プレイに徹して黒幕をしていたのでなかなか良かった。

そんな感じだが、最後はやっぱりソーが復活してロキをボコって、みんながコイツ・・・本当に神様だったぞ・・・!?ってなってきっちり締めてくれる。

単にブラックなだけじゃなくてキャラは人間味に溢れすぎてるし(キャプテンアメリカも含めて碌な奴がいない。)、ちゃんと最後はアベンジャーズ感ある話にまとまってるのが凄い所。ハルクが帰ってきた!ホークアイ強すぎ!!みたいな面白さはちゃんとある。ただ、全く勧善懲悪モノでは無い。

映画の原作ということであのノリを期待して読むと面食らうはずだが、ブラックなアベンジャーズということを踏まえていれば問題ないはず。
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by cemeteryprime | 2014-03-31 20:09 | 作品・感想 | Comments(0)

【アメコミ】バットマン&ロビン 感想

バットマン&ロビン (ShoPro Books)

グラント・モリソン / 小学館集英社プロダクション

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二代目を襲名したディック・グレイソン(初代ロビン)と、バットマンの糞息子なダミアン君(四代目ロビン)の新しいバットマン&ロビンのコンビの活躍を描くストーリー。

組み合わせの妙というか、この2人がバットマン&ロビンとして全く安定感が無い凸凹コンビで面白い。二代目バットマンになったものの、誰が見てもあれ?なんか違うくね?ってなってイマイチ周囲からの信頼感が無い、どこかヘッポコ感のあるディックのバットマンも面白いし、バットマン本人でさえ手を焼いたダミアン君をそんなディックが制御できるはずもなく・・・という感じで暴走しまくるダミアン君も良い。

ディックはちょっと優しすぎるというか真面目過ぎるというか。バットマンみたいにならねば!って思うんだけど、養父であるバットマンがディックの中で偉大過ぎてギャップに苦しむみたいな。ダミアンはダミアンで、母親が糞過ぎる(背骨に遠隔操作マシンを仕込んで文字通り操り人形にしたり。)せいで強烈なファザコンなのでディックのバットマンにケチつけてくるという。よくよく考えるとブルース・ウェイン大好き(ひねくれた形で)コンビすぎてヤバイ。

ストーリー的には、ようやくR.I.P.篇の完全解決という感じ。個人的には凄いイマイチだったブラックグローブの黒幕ハート様がやっとこさ死亡。さらにレッドフードは性懲りもなく子供の相棒を作って、バットマン&ロビンに挑戦してくるという何回目だよ展開。で、最後はバットマンもなんだかんだで復活。復活したバットマンは、ブルース・ウェインとしてバットマンを支援してました~と世間に公表。もっと支援を拡大してバットマン・インコーポレイテッドという形で世界中で犯罪と戦うバットマンを育成します!みたいな話になって終了。

黒幕のドクター・ハートがイマイチ魅力は無いものの、その部下として新しいヴィランが何人か登場したのでまぁいいか。豚の仮面を被ってマゾなそのまんますぎる変態豚野郎なピッグ教授とか、ロボトミーして痛覚とか罪悪感とかが無くなった(そしてなぜか女の顔を剥いで食べる)殺し屋のフラミンゴとか。

ただ、この作品で一番印象に残って全て美味しい所をさらっていったのはジョーカーな気がする。バットマンが居なくなって暇になったのか無駄に活躍するんだよね。結局ドクター・ハートに止めを指したのもジョーカーだし。バットマンが居ない状況で、謎の覆面の探偵”グレイヴディッカー”が登場。妙にアドバイスをくれたり共闘してくれたりするグレイヴディッカーはどう考えても実は生きていて正体を隠しながら助けてくれてるブルース・ウェインしかないじゃん!!と思ったら、残念!!ジョーカーでしたー!!という展開は笑った。報復にダミアン君にバールで拷問されてたけど。ドクター・ハートの敗因はジョーカーに喧嘩を売ったことだろう。ジョーカーを怒らせてしまうと、基本的に役者が違いすぎてブルース・ウェイン以外にはどうしようもない。ダミアン君もなんやかんやで手玉に取られちゃってたし。

散々、レッドフードVSナイトウイングのバットマンの跡目争いとかそういう身内の確執みたいなのを描いてきたものの、バットマンが死んで黙ってはいなかったのは擬似息子(ロビン&元ロビン)たち以上にジョーカーでしたという綺麗なオチになってて楽しかった。ジョーカーにバナナの皮で殺害されるドクター・ハートの死に様を見よ!
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by cemeteryprime | 2014-03-05 18:18 | 作品・感想 | Comments(0)

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