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【小説】シルヴァー・スクリーム 上巻 (感想)

シルヴァー・スクリーム 上 (創元推理文庫)

ロバート・ブロック / 東京創元社

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映画をテーマにしたホラー短篇集。基本的に短編ってあまり買わないんだけど、下巻のロバート・R・マキャモン目当てで買ってみた。序文は悪魔のいけにえのトビー・フーパーだったり、F・ポール・ウィルソンとか、ロバート・ブロックとか、クライヴ・バーカーとか割と俺でも知ってる有名ドコロもいてなかなか読み応えがあった。

基本的に映画をテーマにしているだけあって、全体的に古き良き時代みたいなレトロ感ある雰囲気でなかなか良い。上巻で特に面白かったのは以下の3つ。

セルロイドの息子/クライヴ・バーカー
古い映画館で映画エネルギーを吸収した神話生物みたいなモンスターが誕生して人を襲う話。

罪深きは映画/レイ・ガートン
映画を見せてもらえず育ってどうしても映画を見たい少年と、ゲイペド連続殺人鬼の心温まる交流の話。

《彗星座》復活/チェット・ウィリアムソン
人生に退屈した中年オヤジがあの頃の青春時代の思い出が詰まったドライブインシアターを復活させる話。

神話生物系あり、不思議な話あり、悪趣味ホラーあり、復讐譚ありみたいな感じで結構ジャンルもバラけてて良い。
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by cemeteryprime | 2014-06-28 23:39 | 作品・感想 | Comments(0)

【小説】解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯 (感想)

解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯 (河出文庫)

ウェンディ・ムーア / 河出書房新社

スコア:



実験医学と近代外科学の祖と呼ばれるイギリス人外科医ジョン・ハンターの生涯を描いた伝記小説。伝記なので史実エピソードを並べているだけなんだけども、強烈過ぎるエピソードだらけなのと、キャラ造形とかストーリーラインとかが医療系漫画っぽい感じなのとで凄く読みやすくて面白い。

田舎の自然大好きなプー太郎だったジョン・ハンターが、医師として立身出世を目指してロンドンに出た兄貴に解剖学教室の助手として呼ばれたのを切っ掛けにメキメキと解剖医としての腕を上げていって、優秀な外科医になってさらに内科までマスターしつつ、医者としては王室御用医師にまで出世する・・・・だけなら、まぁありがちな感じなんだけども、医学生の教育改革に取り組んだり、博物学者として発生学研究したり博物館作ったりと、ジャンルを超えた科学者という感じの人。敢えて言うならジャンル的には外科医の腕を持った生物学者って感じ。

エピソードとしては、巨人症の人間を生きている内から全身骨格標本欲しいと狙いを定めて相手を恐怖のどん底に陥れる話がヤバすぎて面白かった。遺言で絶対にあいつに俺の死体を渡すな!鉛の棺桶に入れて海に捨ててくれ~ってその巨人の人は友人に頼むんだけど、まんまと盗みだして、その後、ほとぼりが冷めた頃にしれっと博物館に飾ってたり。

後は時代的な部分としては、基本的に当時の外科医は墓荒ししまくりで色々とヤバイ。死体が出たら墓に入る前に盗まれるレベルで取り合いが起こる感じ。勿論違法。特にジョン・ハンターは誰よりも死体を盗みだして解剖して腕を磨いていたので、プロの墓掘り軍団とか組織したりしてて、ジョン・ハンターの教え子が世界に散らばって近代医学は発達すると共に墓荒しまで広がって各地で被害が広がった、地元住民がブチ切れて医学校襲撃する話とか。色々と酷い。

ダーウィン以前の人なんだけども、発生を研究していただけあって普通に進化論っぽい発想があったみたいで、人とか動物とか区別なしにパーツごとの標本を並べて博物館に展示したり、奇形を研究したり。あと、類人猿とアフリカ人とヨーロッパ人の頭蓋骨を並べて、多分アダムとイブはアフリカ人とか言ってたりしたらしいので、よくこう教会に迫害されなかったなと驚くばかり。科学協会からは聖書無視しまくりな点に関しては自主規制を求められてたみたいだが。
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by cemeteryprime | 2014-06-28 13:32 | 作品・感想 | Comments(0)

【小説】エデンの黒い牙 (感想)

エデンの黒い牙 (創元推理文庫)

ジャック ウィリアムスン / 東京創元社

スコア:



ジャンルとしては人間と亜人種の種族間対立モノ。新聞記者の主人公が、遺跡発掘から戻ったかつての恩師の不審死を発端に種族間対立に巻き込まれていき、やがて自身が亜人種だと判明する。種族としての立場や、かつての友情との葛藤に苦しみながら亜人種にとっての脅威となった育ての親や兄弟同然の親友たちの組織と戦う羽目になる。

なんだかんだで、人間の味方をしようと思い達、亜人種達の急所である”夜の子”という王みたいな存在について正体を突き止め潰そうとするものの、最後は主人公こそ、品種改良によって生まれた亜人種の王的な純血種だったと判明。どんどん能力は強力になって人間を止めてしまい、亜人種エンド。

ラストはともかくとして、ストーリーの構図がびっくりするくらいに平成ライダーっぽい。人間関係的な立場と、種族としての立場で葛藤する所とか、壮大なテーマと世界観の割に主人公の住んでる町と周辺の人間関係で完結しちゃう感じとか。

ミュータント種族っぽい設定だけども、ミュータントというよりも先祖返りに近い設定なので亜人種達が品種改良で純血種に近い個体を作って"王(族長)"を生み出そうとしているみたいな話もあまり無理が無い感じで良い。

一番秀逸なのは、亜人種たちの能力で一種の霊体みたいになって人間を襲うんだよね。で、その攻撃というか魔術はサイコキネシスみたいな直接的な形では無く量子力学的に処理される。確率的に事故死しやすいタイミングで襲うことで、相手が死という結果に誘導されるみたいな感じ。なので、基本的に霊体で活動している時には人間には見えないし、相手を殺しても物証的には事故死になってしまうので、主人公は起きている出来事が現実なのか妄想なのか判別が付かないという。その辺りの設定とかが凄く良い。

平成ライダーでも、超加速空間なクロップアップとかミラーワールドとか、戦闘空間としての異世界設定を試行錯誤していたけども、その辺りまですごいスマートに処理していて素晴らしい。

確かに古い作品ではあるんだけども、全く色褪せない普遍性と面白さがあるので、オススメです。陰気な表紙で損している感がある。
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by cemeteryprime | 2014-06-25 23:10 | 作品・感想 | Comments(0)

【小説】柳生非情剣 (感想)

新装版 柳生非情剣 (講談社文庫)

隆 慶一郎 / 講談社

スコア:



柳生一族の剣士たちを描いた短篇集。1篇づつが濃くて、短く読み易いのにかなり読み応えがある。主人公になっているのは、柳生連也斎兵助、新次郎厳勝、十兵衛三厳、左門友矩、又十郎宗冬、五郎右衛門宗章の計6名。

柳生宗矩とか十兵衛とか兵庫助あたりのしょっちゅうピックアップされる有名柳生以外の人とかもいるので、柳生一族全体を把握する上でも判り易い感じ。キャラは違えど、それぞれ凄みがあって壮絶なドラマを描いている感じで凄く面白い。柳生宗矩と十兵衛が基本的にディスられ気味なのは、隆慶一郎作品だから仕方が無いんだろうか。こっちの短編では敵役だったキャラがこっちでは主人公みたいな構図があって、その辺りのバランスがキャラの深みを出していて面白い。
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by cemeteryprime | 2014-06-17 00:03 | 作品・感想 | Comments(0)

【小説】ケルトの封印 感想

ケルトの封印 上 (竹書房文庫)

ジェームズ・ロリンズ / 竹書房

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シグマ・フォースシリーズの第5作目。今回のネタは、ケルトの太陽十字、考古学者と極限環境微生物、遺伝子組み換えコーン、聖マラキの予言、ドゥームズデイ・ブック、ストーンサークル、蜂群崩壊症候群、ローマクラブと成長の限界、黒い聖母信仰、etc...

改めて書き出すと盛り込み過多な感じだが、これらを全部まとめて融合させてしまっているのだから面白い。

基本的に、歴史的事実や現代の事件、実在する最新科学などをベースに強引に関連させていく感じのオカルト的手法でストーリーを構成しているので、個々のネタなんかは読んだ後に調べてみると色々トリビア的な面白さがあって楽しい。

個人的にはトーロンマンに関するネタが面白かった。泥炭に沈んだ死体は腐らずに保存されてしまうという話で、古代の湿地帯死体から恐ろしい真菌が発見される。あと、人が踏み込まない古い遺跡とかに行く考古学者が、そういう極限環境に住む微生物のサンプルを欲しがるバイオ企業から支援金を出してもらう話とか。遺伝資源を求めて、ジャングルで新種の動植物を見つけてそういう企業に売るみたいな話は知ってたけど、そうか微生物とかそういうのもあったか!みたいな。

あと、シリーズ1巻の『マギの聖骨』で出てきたマナが今作でも登場して、シリーズ物として繋がった感があって良かった。世界観というか、敵組織の正体に関わる情報とかも出てきて、ますます加速していく感じで次回作も楽しみ。
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by cemeteryprime | 2014-05-12 00:25 | 作品・感想 | Comments(0)

【小説】襲撃者の夜 感想

襲撃者の夜 (扶桑社ミステリー)

ジャック ケッチャム / 扶桑社

スコア:



原題はオフスプリング。オフシーズンの続編。前作から11年。食人族の生き残りが再びコロニーを再構築していた・・・・という話。

正直、ホラー成分は若干下がった印象。ただ、もうとっくに引退していた前作の保安官が事件現場に呼ばれて、これは食人族の再来だ!みたいな感じで続投したりして、続編モノとしてのお約束がしっかり抑えられていていい感じではある。前作はホラー過ぎる上に何の救いも無かったけど、今作では子供が活躍したり、それなりに救いのある終わり方だったり。

ただ、食人族がスケールダウンしているのが痛い。一匹だけ生き残った女の食人族が、赤ちゃんとか拐ったりしてという内容なので、女子供ばっかで基本的に戦闘力が低いという。一応、食人族グループにサイコパスな殺人犯が合流するみたいな展開はあるものの小物過ぎて大して活躍しないし・・・。まぁ、あくまで続編モノという前提で面白い感じ。
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by cemeteryprime | 2014-05-01 22:51 | 作品・感想 | Comments(0)

【小説】機龍警察 感想

機龍警察(ハヤカワ文庫JA)

月村 了衛 / 早川書房

スコア:



機甲兵装と呼ばれる搭乗式人型ロボが警察や軍隊に配備されている近未来の日本が舞台。メインキャラは、管轄を越えて活動する警視庁特捜部に雇われた3人のパイロット。警察小説にありがちな組織内部の縄張り争いや軋轢に悩まされながら、機甲兵装を駆使するテロリストと戦うというストーリー。

端的に表現すると、警察版『フルメタル・パニック!』という感じ。

メインキャラであるパイロットとして雇われた3人はそれぞれ、伝説の傭兵部隊の最後の1人である凄腕傭兵な姿俊之、元ロシア警察かなんかのユーリ・オズノフ、IRA系のテロリストで死神的な異名があるライザ・ラードナー(女キャラ)。今作はシリーズ物の第1話に当たる話で、傭兵キャラな姿俊之がメインだったこともあり、敵のテロリストが過去に戦場で一緒に戦ったこともある因縁のある傭兵だったり、傭兵的なネットワークを駆使して捜査したりとかで、よりフルメタル・パニックっぽい内容だった。

ロボに関しては、アームスレイヴの半分くらいのサイズ。サイズ的には二足歩行で走り回れる戦車みたいなイメージだろうか。なので、結構建物施設内での戦闘もある。そういう点では、人型ロボというよりは、巨大なパワードスーツに近いかもしれない。そこまで巨大な兵器でも無いので、軍隊とか警察特殊部隊にも配備されているし、普通に傭兵も使用していて、密輸とかもされちゃうかんじの扱い。戦闘用車両以上、重戦車未満みたいな感じだろうか。

特捜部に配備されている機甲兵装は、どうもオーバーテクノロジーが搭載されているらしく、既存の機種とはどれも異なる体系の機体という設定になっていて、その辺もなんだかフルメタル・パニック!っぽい所。切り札として、量子神経コネクトシステムみたいなのを発動するという主人公機っぽいシステムもちゃんと存在するのだ。

"機龍"やら"機甲兵装"みたいな漢字単語が多いのであらすじ読むと堅そうな印象があるのだが、実際はエンタメ性の高いミリタリー系ロボ小説になっている。フルメタル・パニック!が好きな層なら(ロボット部分)、間違いなくオススメできるし、警察小説も好きなら更におすすめできるという感じ。

ジャンル小説的に失敗しようのないレシピを堅実に料理した秀作という印象で、奇抜さとか目新しさはそんなに無い。安定感はあるので続きも間違い無く面白いんだろうけど、シリーズを一気読みしたくなるくらいのインパクトは無い・・・みたいな。良くも悪くもベタな感じ。
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by cemeteryprime | 2014-05-01 22:21 | 作品・感想 | Comments(0)

【小説】オフシーズン 感想

オフシーズン (扶桑社ミステリー)

ジャック ケッチャム / 扶桑社

スコア:



都会から田舎にやって来た旅行者が、食人族に襲撃されるという話。だいたいの内容に関しては、巻末の解説で前半は『悪魔のいけにえ』+『サランドラ』、後半は『わらの犬』+『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』という形で簡潔に説明されている。小説だけど、内容はかなりジャンル映画的。

後半は割とグロいが、基本的にグロさとかキモさで攻めてくるというよりはしっかりホラーとして怖がらせに来る感じで好感が持てた。旅行者たちが宿泊する家に食人族が迫り襲うパートと、地元警察が恐るべき食人族の存在に気付くパートが、お互いに恐怖を煽りあう感じで構成が素晴らしい。
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by cemeteryprime | 2014-04-29 21:54 | 作品・感想 | Comments(0)

【小説】未来警察殺人課(完全版) 感想

未来警察殺人課[完全版] (創元SF文庫)

都筑 道夫 / 東京創元社

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科学技術とテレパシーが発達した未来世界、殺人事件は社会的にはもはや存在しない事になっていた。しかし、検査を掻い潜り殺人衝動を持ってしまうイレギュラーは時折出現してしまう。そんな潜在的殺人犯を密かに抹殺するのが"殺人課"の刑事たちであった。そんな世界観の作品。

殺人衝動に加えて特殊な才能を認められた殺人犯は、矯正施設に送られずに殺人課の刑事としてスカウトされる。頭にリモコン爆弾を仕掛けられ行動を監視されながらも、殺人衝動を満たす為、殺人課で働く刑事が主人公だ。ただし、彼らの仕事は社会に殺人事件が存在することを隠蔽すること。一応、強力な破壊銃も持ってはいるものの、気絶させたり、心臓発作に見せかけて殺す事が出来る低出力の衝撃銃で仕留めなければいけない。

空港の入国審査とか、健康診断とかのタイミングでテレパシストに殺意を発見されると、殺人課の刑事が出動するんだけど、大抵の場合は健康診断でそれまで犯罪傾向みたいなのが出てなかった人だったりして、何で急にみたいな所から捜査が始まる。

ストーリーは短編集の形式になっていて、事件ごとに短くまとまっている。全15話。捜査、アクション、SF要素が毎回バランスよく盛り込まれててエンターテイメント性重視な内容でとにかく読み易い。

設定を見れば分かるんだけども、アニメの『PSYCHO-PASS』が地味にこの作品を元ネタにしてるんじゃねーのかというレベルで凄い似ている(潜在的犯罪者を事前に感知して狩る設定とか、元殺人犯な刑事たちとか、ドミネーターっぽい衝撃銃とか)。ただ、世界観的な完成度とか、話のまとまり具合とかは正直こっちの方がレベルが高いので、あの世界観に惹かれた人は是非こっちもオススメする。

テレパシー能力によるスキャンがある中で、上手いこと殺意を誤魔化すトリックとかが毎回秀逸なのだ。それとか、殺意はあるんだけど誰を殺そうとしているのかが判らないとか、明らかに殺意があったのに急に反応が無くなったとか。

ただ、結構古い時代の小説なせいもあって007的なノリのハードボイルド系なんだよね。なので毎回、敵とかパートナーの美女をファックする濡れ場があるという・・・。
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by cemeteryprime | 2014-03-06 16:11 | 作品・感想 | Comments(0)

【小説】海の底のピアノ 感想

海の底のピアノ

井上敏樹 / 朝日新聞出版

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平成仮面ライダーでお馴染みの脚本家の井上敏樹先生の普通の小説。案の定、内容はとんでもなく陰惨で孤独で悲痛な鬱話でした。

井上敏樹の鬱小説というと、否が応でもこれを思い出した。

小説 仮面ライダーファイズ (講談社キャラクター文庫)

井上 敏樹 / 講談社

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これに収録されている異形の花々を読んだ時にはあまりの鬱話っぷりにあれ・・・なんなのこれ!?ドラマでいろいろ制約を受けてる反動か何か!?って思ったんだけどもどうやらあれはやはり素の作風だったようだ。(小説版龍騎もまぁ似たような感じだったので薄々は判っていたが。)

冒頭からヒロインは赤ちゃんの時に拉致されて地下室でペドレイパーに育てられたとかいう無駄にハードコアな感じで始まるし、主人公と母親の関係は案の定歪だし、主人公は狂った母親の夢(a.k.a.呪い)で雁字搦めだし。

音楽学校とか、食事シーンとか、孤児院みたいな要素的には平成ライダーファン的に既視感のある物で溢れててあーやっぱり敏樹作品だぁ・・・わーい・・・・みたいな所はあるんだけども、とにかく全てがダークな方向に振り切っててグロテスク化している感じ。

やっぱり敏樹作品なのでフード描写なんかもやたらと出てくるんだけど、ヒロインは味覚ないし、主人公は狂った母親の教えてベジタリアンな上に固形物すら駄目でオカンが作ったムースとかゼリー化した物ばっかり食べてたり、フード理論にも徹底して救いようのない終わってる感じが凄い。異物食描写もやたらあるし。

ストーリーとして面白いかどうかというと、正直微妙。全体的なストーリーのバランスは振り返ってみると凄く歪。多分、人間の気持ち悪いグロテスクな部分を描く事に重点を置いたらこういうバランスになるのかな~みたいな印象を受けた。

母親のお腹の中にいる時に交通事故で母親が死んで帝王切開で生まれて、母親が居ない事がコンプレックスなお祖母ちゃんに育てられたペドレイパーという無茶苦茶なキャラクター(でも敏樹っぽい)が後半にちょっとだけ出てくるんだけどストーリーの本筋とは殆ど関係ないのに無駄に詳細にペドレイパーとして覚醒するまでのオリジンが少年時代から描かれていたり。その話いるか?みたいな。どうでもいいけど、この作品はペドレイパーが出てきすぎ。

ゴア表現とかスプラッター描写とかは特に無いし、基本的に個々のエピソードも描写のリアリティみたいなのは薄い抽象化された感じなんだけど、要素的に全てがグロテスク過ぎてヤバい。キモい。仮面ライダーファイズとかキバとかいった井上敏樹脚本作品のネガみたいな感じなので、併せて初めて楽しめる感じかな。この作品単体で最高~とか言う人がいればちょっとお近づきには成りたくない感じはする。
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by cemeteryprime | 2014-03-05 11:26 | 作品・感想 | Comments(0)

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