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【クトゥルフ神話TRPG 】セッションリプレイ

キーパー(ペニー)
プレイヤー(かたまり)

【クトゥルフ神話TRPG 】セッションリプレイ_c0325386_21485572.jpg


探索者
主人公は小学5年生の女児、真中らぁら(11)。アイドルに憧れ、日々放課後にプリパラタウンとかいうゲーセンみたいな所に通っている。家族構成は両親と妹。実家はピザ屋。

ステータス
STR4 DEX14 INT13 アイデア65
CON8 APP13 POW14 幸運70
SIZ6 SAN70 EDU5 知識25
ダメージボーナス:-1D6
回避48 隠れる30 聞き耳35 水泳45
製作:ピザ30 精神分析31 跳躍45 登坂50
ライブパフォーマンス70

リプレイ
ある日、いつもの様にプリパラに行った真中らぁらは帰り道に、1枚のチラシを拾う。そこには確実にアイドルになれる秘密のレッスンが存在する事と、それが受講できるという場所の住所が書かれていた。

市内である事は判るが、見覚えの無い住所。自分で調べるも、よく判らず、両親に聞くとそんな胡散臭い場所には絶対に行くなと怒られて終了。翌日、学校で友達に心当たりを聞くものの空振り。最終的に駅前でライブパフォーマンスを行い、集まった人間から聞き出す事で場所を突き止める。

住所の場所に行くと、そこは町外れのボロい洋館だった。チャイムは壊れており、ノックしようと玄関に近づくと中から微かにピアノの音や歌声が聞こえた。洋館の2階に行くと、同い年くらいの女の子が歌っていた。歌ってみせてやる気を示した真中は、確かにその場所でレッスンが受けれる事を教えられ、翌日の5時に来るように指示される。

翌日、洋館のその部屋に行くと大人の女性が待っていた。トレーニングの後、真中は微かな疲弊感を感じつつも、特に疑う事無く洋館から帰宅。次の日も5時に来るように指示される。

翌日、放課後に洋館に向かおうとすると親に店の手伝いをする様に頼まれ足止めをくらう。見事、焦げたピザを作った真中は、レッスンに遅刻。洋館の玄関は閉まっていた。が、2階からピアノの音が聞こえているのを確認した真中は、根性で見事に建物をよじ登り窓から侵入。

先生に怒られる物の、なんやかんやでレッスンを受けれた。レッスンでは大した手応えを感じない上に昨日以上に精神が疲弊する。流石にレッスンの不審さに気付いた真中らぁらは、帰宅したと見せかけて、玄関を出た後に再度、レッスンがあった部屋にこっそり戻ろうとするが、洋館の床は腐っていたので軋みまくった。

不思議な事に、洋館中を探しまわったが、先生の姿は無かった。そして、洋館には一切の生活の気配が無く廃墟である事も確認出来た。アイドルになりたいという思いに引きずられながらも、真中は余りの不気味さにその不思議なレッスンに通うことを止めるのであった。

後日、何の気なしに町外れの洋館についての噂を耳にする真中。それは洋館にはかつてプリパラに執着する母親と娘が住んでいて、何だかんだで既に死んでいるらしいというアバウトな内容だった。

<完>

セッションの組み立て
TRPGのキャラクターシュミレーションとしての部分を実感してもらおうという突発的なセッションでした。まずは、判りやすく好きなキャラを探索者データにコンバートした物を使って貰おうとしたのだが、好きなキャラが尽く未成年の女児という問題に直面(探索者は基本的に成人)。

無理やり女児なステータスを再現したら、今度はキャラの特徴になる様な特技が余り思いつかない問題に直面。ネタ元のキャラをこっちも知っていればもちょい助け舟も出しやすかったが、残念ながら全く知らず。それでも、どんなキャラでも再現は出来るんじゃいという点を主張するために敢えて強行。セッションは2時間程だったのだが、半分くらいはキャラ作成に時間をとられる結果に。

シナリオは特に形を決めずにスタート。取り敢えずは、探索者の目標に向けた課題を適当に考え、出来るだけ特技を使って解決してもらうだけだ。秘密のアイドル養成レッスンというフックや、実家のピザ屋の手伝いで邪魔されたりという、部分は探索者の設定をそのまま取り入れた。

折角だからそのままホラーにしてみるかと、取り敢えず幽霊屋敷に行かせる事にして、怪談『牡丹燈籠』のフレームを使うことにした。秘密のレッスンに絡めたので、幽霊の恋人との逢瀬というモチーフは幽霊の先生とのレッスンに変わった。主人公も女児なので、夜な夜な通う訳にも行かず、放課後に通う話に。基本的に発狂するまで通い続けるか、途中で不信感を抱いて洋館を調べるなりを想定していたが、自ら目標への誘惑を断ち切るという結末となった。

はじめからシナリオとして作る場合は、NPCである幽霊の母子のキャラを軸に作るが、今回は流れで思いつきのままNPCとして登場させたのでキャラがフワフワして残念な感じに。

母親の霊は、自らの手で娘を有名アイドルにする事に執念を燃やしていた所謂ステージママ。主人公である探索者を娘の代わりに育成しようとしているとかで、娘の方は実際は母親に付き合ってただけでアイドルに執着しておらずレッスンに来る同年代の探索者に友情を示したり、レッスンを止めるようにやんわりと勧めるとかにしてれば、協力者NPCとして娘幽霊も上手く絡めたので、探索者も情報収集とかに積極的になれたかなという。幽霊の娘をプリパラタウンに連れて行ってあげたりしてたら心霊ちょっと良い話にもなれたかも。

ギミック的に工夫すべき点としては、幽霊とのレッスンが単に正気度を失うだけじゃなく、実際に技能の成長ロールが発生する感じにしておけば、心は病むけど確かに効果はあるから止められない…みたいなジレンマが出てよかったかなとか。

今回は、探索者がアイドル志望の女児という事で、幽霊がステージママとその娘というキャラになったが、主人公が医者なら美人の女病人の幽霊とかでも良いし、探偵ならいろんな美味しい案件を暮れる金持ちとかでも良い。今回なんとなく使ってみて気づいたが、相手が幽霊だと気付かないまま逢瀬を重ねるという、牡丹燈籠のフォーマットは応用が効きやすいので設定をいじればどんなシナリオにでも化けそうだ。
by cemeteryprime | 2015-12-05 21:50 | TRPG講座・考察 | Comments(0)

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