Twitter:@idea51 blogはストック


by cemeteryprime

プロフィールを見る

マイブーム

クトゥルフ神話TRPG
映画
海外ドラマ

お気に入りブログ

セメタリープライム
イデア51

最新のコメント

長くなりそうなので、返信..
by cemeteryprime at 09:52
属性は、結局の所は利己的..
by cemeteryprime at 23:13
こんにちは。日本では盆..
by ブリトニー・スピアーズ(本人) at 13:08
動物のデータ(例:巨大な..
by cemeteryprime at 12:27
こんにちは。ますますシ..
by gengoron724 at 11:11
こんにちは。ますますシ..
by gengoron724 at 11:11
まさかブリトニー・スピア..
by cemeteryprime at 16:55
いつも楽しく拝見させて..
by ブリトニー・スピアーズ(本人) at 19:33
最近の国産なら最も実際の..
by 太郎 at 01:24
アナログ(会話中心)で遊..
by cemeteryprime at 08:31

最新の記事

【モダンホラーRPG】ダメー..
at 2018-11-08 13:38
【モダンホラーRPG】サンプ..
at 2018-11-08 03:27
【モダンホラーRPG】ver.5
at 2018-11-08 01:43
【モダンホラーRPG】ダメー..
at 2018-10-19 01:12
【雑記】中華圏ランダムネーム表
at 2018-10-04 01:16

【雑記】ヒロインとライバル

イカしたヒロイン

個人的に空気にならないイケてるヒロイン像というものがある。それは、勝ち気でトラブルメイカーなヒロインである。

最近観た映画だと、バーフバリのデーヴァセーナ姫は正にそのタイプだった。デーヴァセーナは、武芸を好む勝ち気なお姫様で、少なくとも自分より強い相手じゃないと結婚したくない!というタイプだ。バーフバリは武芸の達人であり、更に腰の低いナイスガイだったので理想の相手だ。しかし、バーフバリはデーヴァセーナとの結婚が原因で、国王代理をしている義理の母に背く事になり、時期王の座を失ったばかりか、縁を切る羽目になる。しかし、その結果、民衆の中で暮らし逆に偉大な王としての徳を高めてゆくことになり、その徳はバーフバリ(息子)に引き継がれることになるのである。

デーヴァセーナは、私と王位のどっちをとるの?私と母親のどっちをとるの?私と法律どっちをとるの?みたいな究極の選択をガシガシぶつけて来る。そして、それに対してバーフバリはウダウダ悩まずにスパッと答えを出すので余計に格好良く見えるのだ。

こんな感じでデーヴァセーナは、バーフバリを苦境に追い込むのだが、それによってバーフバリの男前度は更に上昇し、試練が彼を更に強くするのである。バーフバリJr,ことシヴドゥの恋人サンガもデーヴァセーナほど強烈ではないが、男勝りな戦うヒロインで、シヴドゥを戦いに誘う役割を担っている。

勝ち気でトラブルメイカータイプのヒロインというのは、主人公を戦いに誘い、苦境に追い込む。しかしその結果、主人公は己の弱点を認識し成長するのである。

単に主人公を励まし受け入れてくれる都合の良いだけのヒロインと、トラブルを引き起こしまくるヒロイン、どちらがより主人公の魅力を引き出し、ストーリーを面白くする存在であるかは言うまでもなかろう。トラブルメイカータイプのヒロインこそイケてるヒロインであるというのは、そういう理由である。

この手のヒロインは、恐らく現実的には面倒くさそうなので関わりたくないが、ストーリー的には魅力的というタイプである。多分、作者がヒロインに自分の理想女性像を投影してしまうとこういうタイプにはならないのではなかろうか。あくまでストーリー上の都合による理想のヒロインという感じである。また、こうしたタイプをヒロインにするには、この面倒くささを上回る魅力を与えないといけないので、それなりの技量も必要になるだろう。

ちなみに私が大好きな金庸先生の武侠小説に出てくるヒロインもこのタイプが多い。勝ち気なトラブルメイカーだけではなく、世間知らずで天然なトラブルメイカーだとか、主人公の気を引きたくてわざとトラブルを引き起こすサディスティックなタイプとか、主人公の為に気を利かして余計なことをするタイプだとか、師匠みたいな感じで試練を化して来るタイプだとか、金庸先生はトラブルメイカータイプのヒロインにも色々あるんだなという事を教えてくれる。

トラブルメイカータイプというと聞こえが悪いが、何か使命を持って戦うヒロインというのも勿論これに含まれる。戦うヒロインがノーマルモードだとしたら、次々とトラブルを引き起こすトラブルメイカーヒロインはハードモードという感じだ。

イカしたライバル

こうしたヒロインの役割はよくよく考えると、実質的にはライバルと同じである事が分かる。魅力的なライバルというものは、主人公の弱点を付き、苦境へと導く存在である。ライバルの場合は、基本的には悪意や敵意からの行為という違いはあるが、結果的に主人公を成長させる役割を担っているという点は同じである。

ライバルキャラが味方になった途端に魅力を失う場合があるのは、こうした主人公を苦境に追い込むという機能も同時に喪失しがちだからだろう。味方にはなったが、主人公に試練を課して来たリ、トラブルを招いたりするような役割を維持することができれば、こういう問題も上手く回避できるかもしれない。

ヒロイン以外の仲間も、トラブルを引き起こさないよりは、どんどん引き起こす方が良いに違いない。性格的に欠陥があり、いつもトラブルを呼び込むがどこか憎めないタイプのキャラクターが仲間にいることは多い。お金に目が無かったり、女性に目が無くて、危険な仕事を引き受けてしまうタイプだ。

そういえば、GS美神という漫画(これも大好きな作品である)は主人公が美神さんと横島くんで実質2人な上に、どっちもトラブルメイカーだった。美神さんは主人公とヒロインを兼任しているし、横島くんは主人公とトラブルメイカーな三枚目を兼任しているという稀有な(そして最高な)作品である。

ストーリーの解剖学

ライバルやヒロインに関わらず、ストーリー的に意味がある、存在感があるキャラクターというのは、結局の所は主人公に試練をもたらす存在であるという事なのかもしれない。

また、この法則はキャラクターだけではなく、イベントにも適用できる。主人公に何の成長のきっかけも作らないイベントというのは、結局の所は無くても良いイベントであって、ストーリー的にはあまり意味が無いとも言える。

…みたいなことを、『ストーリーの解剖学』という本を読んでいて改めて気付かされたので書いてみた。ちなみにこの本では、ストーリーに必要なのは変化は変化でも、主人公の内面性(道徳観)の変化(=成長)であるといっている。成長と呼ぶとポジティブなイメージがあるが、目的は手段を正当化しないという道徳観から目的の為には手段は選んでられないという道徳観への転向も立派な変化である。

ちなみに『ストーリーの解剖学』は、一通りシナリオロジックを理解している人向けの読み物という感じの内容で、入門ガイドの様な読みやすさや使いやすさは無いので、特におすすめはしない。


[PR]
by cemeteryprime | 2018-01-27 10:39 | 雑記 | Comments(0)

カテゴリ

作品・感想
時事ネタ
雑記
日記
TRPG講座・考察

タグ

(139)
(69)
(58)
(41)
(37)
(28)
(27)
(27)
(26)
(23)
(20)
(14)
(12)
(12)
(10)
(10)
(9)
(7)
(6)
(5)

以前の記事

2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 09月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月