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【TRPGモジュール】アーキタイプ22 ver.4

アーキタイプ22を、場所と移動というテーマに注目する形で、更にアップデートした最新版。現状の立ち位置と方向性、コミュニティとの関わり方がより分かり易くなった(筈)。

【TRPGモジュール】アーキタイプ22 ver.4_c0325386_10144502.jpg
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【TRPGモジュール】アーキタイプ22 ver.4_c0325386_22203441.jpg

アーキタイプの解釈が比較的大きく変わったのは、『2:女教皇』『6:恋人』『16:塔』『17:星』である。


2:女教皇

Ver.3までは、このアーキタイプ単体でシンデレラ的な二重生活や、覆面ヒーローがやがて直面するヒーローと一人の人間としての二つの生活の衝突といったモチーフを扱っていた。Ver.4においては王子様が住む世界(舞踏会)に憧れる少女という部分のみを切り取りアーキタイプにした。

変身ヒーロー的なモチーフで言えば、アベンジャーズやアイアンマンに憧れて、自らもコスチュームを身にまといヒーローの真似事をするといった行動を取るのが、このアーキタイプである。

二重生活の要素抜きで言えば、例えば父親に認められたくて無理をして立派に振舞うだとか、憧れの先輩と付き合う為にガンガン接近していくみたいな話もこれに含まれる。

6:恋人

女教皇のアーキタイプからオミットされた二重生活の要素は、恋人のアーキタイプとなった。ビアンカと結婚するかフローラと結婚するか。ドラマチックな恋愛には時に重大な選択が付き物で、それは人生における進路の決定でもある。新しい『恋人』のアーキタイプは、そうした人生の岐路に立つキャラクターである。

ver.3までのロマンティストな冒険家的なアーキタイプは、非日常に憧れる『18:月』や落ち目で一発逆転を求める『19:太陽』、何かに憧れ近付こうとする点で『2:女教皇』、ベンチャー精神に溢れた『0:愚者』といったアーキタイプに分散される形で表現される。

例えば、『0:愚者』+『16:塔』+『18:月』のアーキタイプを持つキャラクターであれば、自分でも理解していない“何か”を求めて、旅と冒険(侵略)を繰り返すキャラクターである。

7:戦車』+『11:力』+『12:吊られた男』の組み合わせで、『11:力』において抱えている悪癖を浮気性だとか女癖の悪さだと設定すれば、運命の相手を求めて禄でも無い恋愛を繰り返すキャラになる。

16:塔

塔は以前からズバリ「バベルの塔」をモチーフにしていた。しかし、安全志向なのにある日酷い災難(共同体の崩壊)に見舞われるイメージだったのが、そうでは無くバベルの塔の物語で報いを受けるべくして受ける側の、神をも恐れない野心的でイケイケなキャラクターになった。

保守的で体制的で安定志向なキャラクター性は『4:皇帝』のアーキタイプに含まれているし、突然の試練に見舞われるモチーフは『5:教皇』に含まれている。

塔のテーマは、「やり過ぎ」「行き過ぎ」「過度な野心」が破滅を招くというモノである。イケイケ系という点では「7:戦車」と近いものがあるが、「戦車」は好戦的過ぎるが故に敵を増やし過ぎてしまうというアーキタイプなので、ニュアンスは異なる。科学の暴走なんかも、塔のテーマに含まれる。

17:星

Ver.3までに置いて「星」は、如何にもヒーロー的というか、主人公的なアーキタイプであった。ヒーロー(≒真の王)である事を、世間に証明するというストーリーモチーフである。ただ、それは結果的にそうなるというか、ストーリー構造的な要素が大きい。

また、自分こそが選ばれし者でありヒーローであると自覚した上で、社会にそれを証明する為に頑張って、ヒーローの話というのは、正直かなり傲慢な要素がある姿勢で、あまり一般的ではない。

大抵は、何かしらの理想に向かって突き進んだ結果として、ヒーローとして社会に認められる訳なので、例えばヒーローに憧れて自分もヒーローを目指す人物の話であれば『2:女教皇』である。純粋に社会を守ろうとして頑張る人物であれば『4:皇帝』だし、結果的に社会を改革する人物の場合は『1:奇術師』である。自分の仕事や宿命に忠実に、自己犠牲を払うタイプのヒーローであれば『10:運命の輪』だし、自己犠牲型ヒーローであっても動機によっては『13:死神』だったり『20:審判』の可能性もある。

諸々を踏まえた結果、ver.4において『17:星』はアイドルやカリスマというアーキタイプになった。意図せず、人を惹きつけてしまう業を背負ったキャラクターである。自分を慕う人間が困っている時にどうするか、過激なファンが暴走したらどうするか、アンチに粘着されたらどうなるか。より様々な課題な対立を想起させるアーキタイプになった筈である。



by cemeteryprime | 2020-06-02 11:23 | TRPG講座・考察 | Comments(0)

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