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カテゴリ:作品・感想( 167 )

【小説】シルヴァー・スクリーム 上巻 (感想)

シルヴァー・スクリーム 上 (創元推理文庫)

ロバート・ブロック / 東京創元社

スコア:



映画をテーマにしたホラー短篇集。基本的に短編ってあまり買わないんだけど、下巻のロバート・R・マキャモン目当てで買ってみた。序文は悪魔のいけにえのトビー・フーパーだったり、F・ポール・ウィルソンとか、ロバート・ブロックとか、クライヴ・バーカーとか割と俺でも知ってる有名ドコロもいてなかなか読み応えがあった。

基本的に映画をテーマにしているだけあって、全体的に古き良き時代みたいなレトロ感ある雰囲気でなかなか良い。上巻で特に面白かったのは以下の3つ。

セルロイドの息子/クライヴ・バーカー
古い映画館で映画エネルギーを吸収した神話生物みたいなモンスターが誕生して人を襲う話。

罪深きは映画/レイ・ガートン
映画を見せてもらえず育ってどうしても映画を見たい少年と、ゲイペド連続殺人鬼の心温まる交流の話。

《彗星座》復活/チェット・ウィリアムソン
人生に退屈した中年オヤジがあの頃の青春時代の思い出が詰まったドライブインシアターを復活させる話。

神話生物系あり、不思議な話あり、悪趣味ホラーあり、復讐譚ありみたいな感じで結構ジャンルもバラけてて良い。
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by cemeteryprime | 2014-06-28 23:39 | 作品・感想 | Comments(0)

【小説】解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯 (感想)

解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯 (河出文庫)

ウェンディ・ムーア / 河出書房新社

スコア:



実験医学と近代外科学の祖と呼ばれるイギリス人外科医ジョン・ハンターの生涯を描いた伝記小説。伝記なので史実エピソードを並べているだけなんだけども、強烈過ぎるエピソードだらけなのと、キャラ造形とかストーリーラインとかが医療系漫画っぽい感じなのとで凄く読みやすくて面白い。

田舎の自然大好きなプー太郎だったジョン・ハンターが、医師として立身出世を目指してロンドンに出た兄貴に解剖学教室の助手として呼ばれたのを切っ掛けにメキメキと解剖医としての腕を上げていって、優秀な外科医になってさらに内科までマスターしつつ、医者としては王室御用医師にまで出世する・・・・だけなら、まぁありがちな感じなんだけども、医学生の教育改革に取り組んだり、博物学者として発生学研究したり博物館作ったりと、ジャンルを超えた科学者という感じの人。敢えて言うならジャンル的には外科医の腕を持った生物学者って感じ。

エピソードとしては、巨人症の人間を生きている内から全身骨格標本欲しいと狙いを定めて相手を恐怖のどん底に陥れる話がヤバすぎて面白かった。遺言で絶対にあいつに俺の死体を渡すな!鉛の棺桶に入れて海に捨ててくれ~ってその巨人の人は友人に頼むんだけど、まんまと盗みだして、その後、ほとぼりが冷めた頃にしれっと博物館に飾ってたり。

後は時代的な部分としては、基本的に当時の外科医は墓荒ししまくりで色々とヤバイ。死体が出たら墓に入る前に盗まれるレベルで取り合いが起こる感じ。勿論違法。特にジョン・ハンターは誰よりも死体を盗みだして解剖して腕を磨いていたので、プロの墓掘り軍団とか組織したりしてて、ジョン・ハンターの教え子が世界に散らばって近代医学は発達すると共に墓荒しまで広がって各地で被害が広がった、地元住民がブチ切れて医学校襲撃する話とか。色々と酷い。

ダーウィン以前の人なんだけども、発生を研究していただけあって普通に進化論っぽい発想があったみたいで、人とか動物とか区別なしにパーツごとの標本を並べて博物館に展示したり、奇形を研究したり。あと、類人猿とアフリカ人とヨーロッパ人の頭蓋骨を並べて、多分アダムとイブはアフリカ人とか言ってたりしたらしいので、よくこう教会に迫害されなかったなと驚くばかり。科学協会からは聖書無視しまくりな点に関しては自主規制を求められてたみたいだが。
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by cemeteryprime | 2014-06-28 13:32 | 作品・感想 | Comments(0)

【小説】エデンの黒い牙 (感想)

エデンの黒い牙 (創元推理文庫)

ジャック ウィリアムスン / 東京創元社

スコア:



ジャンルとしては人間と亜人種の種族間対立モノ。新聞記者の主人公が、遺跡発掘から戻ったかつての恩師の不審死を発端に種族間対立に巻き込まれていき、やがて自身が亜人種だと判明する。種族としての立場や、かつての友情との葛藤に苦しみながら亜人種にとっての脅威となった育ての親や兄弟同然の親友たちの組織と戦う羽目になる。

なんだかんだで、人間の味方をしようと思い達、亜人種達の急所である”夜の子”という王みたいな存在について正体を突き止め潰そうとするものの、最後は主人公こそ、品種改良によって生まれた亜人種の王的な純血種だったと判明。どんどん能力は強力になって人間を止めてしまい、亜人種エンド。

ラストはともかくとして、ストーリーの構図がびっくりするくらいに平成ライダーっぽい。人間関係的な立場と、種族としての立場で葛藤する所とか、壮大なテーマと世界観の割に主人公の住んでる町と周辺の人間関係で完結しちゃう感じとか。

ミュータント種族っぽい設定だけども、ミュータントというよりも先祖返りに近い設定なので亜人種達が品種改良で純血種に近い個体を作って"王(族長)"を生み出そうとしているみたいな話もあまり無理が無い感じで良い。

一番秀逸なのは、亜人種たちの能力で一種の霊体みたいになって人間を襲うんだよね。で、その攻撃というか魔術はサイコキネシスみたいな直接的な形では無く量子力学的に処理される。確率的に事故死しやすいタイミングで襲うことで、相手が死という結果に誘導されるみたいな感じ。なので、基本的に霊体で活動している時には人間には見えないし、相手を殺しても物証的には事故死になってしまうので、主人公は起きている出来事が現実なのか妄想なのか判別が付かないという。その辺りの設定とかが凄く良い。

平成ライダーでも、超加速空間なクロップアップとかミラーワールドとか、戦闘空間としての異世界設定を試行錯誤していたけども、その辺りまですごいスマートに処理していて素晴らしい。

確かに古い作品ではあるんだけども、全く色褪せない普遍性と面白さがあるので、オススメです。陰気な表紙で損している感がある。
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by cemeteryprime | 2014-06-25 23:10 | 作品・感想 | Comments(0)

【小説】柳生非情剣 (感想)

新装版 柳生非情剣 (講談社文庫)

隆 慶一郎 / 講談社

スコア:



柳生一族の剣士たちを描いた短篇集。1篇づつが濃くて、短く読み易いのにかなり読み応えがある。主人公になっているのは、柳生連也斎兵助、新次郎厳勝、十兵衛三厳、左門友矩、又十郎宗冬、五郎右衛門宗章の計6名。

柳生宗矩とか十兵衛とか兵庫助あたりのしょっちゅうピックアップされる有名柳生以外の人とかもいるので、柳生一族全体を把握する上でも判り易い感じ。キャラは違えど、それぞれ凄みがあって壮絶なドラマを描いている感じで凄く面白い。柳生宗矩と十兵衛が基本的にディスられ気味なのは、隆慶一郎作品だから仕方が無いんだろうか。こっちの短編では敵役だったキャラがこっちでは主人公みたいな構図があって、その辺りのバランスがキャラの深みを出していて面白い。
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by cemeteryprime | 2014-06-17 00:03 | 作品・感想 | Comments(0)

【映画】モンスターズ (感想)

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視界内の人間を操作する超能力者(藤原竜也)が、自分の能力が通じない人間(山田孝之)と初めて遭遇してアイデンティティを守るために殺しに掛かるという話。序盤はホラーなんだけど、徐々にグダグダしていって微妙な感じに。

敵がイマイチ本気で主人公を殺す気が無い上に、主人公は超回復能力的な能力でどんだけ大怪我しても死なないという設定なのに、そんなグダグダしたバトル以上のストーリーが無いのが致命的。どんどん緊張感が無くなってつまらなくなっていく。

更に敵が凄い馬鹿なのも、バトルが盛り上がらないポイント。マインドコントロール系の能力者なのに凄い頭が悪くてセルフコントロールが一切出来ないという設定は確かに新鮮ではあるんだけども・・・。加えて、片足が義足でフィジカル面もかなり貧弱。超能力は凄いんだけども、他が駄目すぎて弱くて鬱陶しい印象しかない。なので、敵のそういった所が見えてこない序盤が一番ホラー感があってまだ観れるという感じ。

一応敵が馬鹿なのは、脚本が悪いのではなく設定的に頭が悪いんだと思われる。小学校低学年くらいの頃からDVオヤジから逃げまわり、能力故に禄に学校にも通っていなかったっぽいし、母親にも捨てられているので、まともに教育は受けていない感じ。この設定でストーリーが面白くなってはいないので、なんでそんな設定にしたのかは謎だけども。

基本的にシナリオは正直杜撰というかなんというかでノイズだらけ。都合のいい時だけ通行人が出現して敵に操られる割に、何故か街のど真ん中で主人公が瀕死で事故死してても誰も救急車呼ばなかったり。無駄に指名手配されていても、普通に主人公が街を出歩いてたり。あと、警察が優秀だったり凄い馬鹿だったりと振り幅がデカ過ぎて安定しないのも凄く観ていて違和感しかなかった。さっきのあのシーンわざわざ入れる意味あったの?矛盾しとるけど・・・のオンパレード。

脚本家を調べてみるとガッチャマンの人なので、謎の納得感がある。そういう意味では、突っ込みどころ映画として見る価値はあるかもしれないという感じ。

どうでもいいが、無駄にトレーディングカードゲームのシーンと、プロレスラーめいたガチムチが出てくるからてっきりブシロード提供かと思ったらそんなことは無かった。
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by cemeteryprime | 2014-06-07 08:47 | 作品・感想 | Comments(0)

【映画】X-MEN フューチャー&パスト (感想)

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Xメンの新作映画を観てきた。未来世界にてセンチネル軍団に蹂躙されてミュータント絶滅という運命を変えるために、ウルヴァリンの精神を過去に飛ばしてセンチネル軍団が進化する切っ掛けになった事件を防ぐという話なので、予定調和的な感じで退屈かなーと思っていたら、なんのその。普通に面白かった。

マグニートーが序盤は大人し目で、未来世界ではすっかり角がとれてたので油断していたら、ちゃんと過去編のマグニートーはマグニートーでしかなかったので凄く良かった。やはりマグニートーはこうでなくては。未来世界のマグニートーはエグゼビアと分かり合って和解したというよりも、単に老齢で丸くなっただけ疑惑すらある。

面白かったが、話の都合で前作のファースト・ジェネレーションで登場したミュータントの殆どが死亡扱いされてたのは許せんなぁ~という感じ。バンシーまで殺すなや!!確かに、バンシーとかいると初期型センチネル軍団とか脅威でも何でも無くなってしまうけども。過去編はマグニートー以外の遠距離攻撃出来るキャラが軒並み退場させられてたね。

未来編は新キャラも多めでそれはそれで良かったけども、正直いまさら未来編のキャラとか増やされてもどうでもいいし。監督がブライアン・シンガーだったから未来編の比重が大きくなったのは仕方が無いんだろうけども。正直、未来編の比重をもうちょい削って過去編でキャラを増やして欲しかった。あのミュータント部隊のベトナム戦とか普通に見たかった。ウルヴァリンゼロみたいな感じでやってくれないもんか。

それは、そうとしてキティ・プライドはいつのまに人の記憶を過去に飛ばす能力なんて身につけたんだ??

中途半端に旧Xメン三部作とリンクさせた割には、ミスティークの整合性がとれてなくね?みたいな所も気になった。ミスティークの行動は、ファーストジェネレーションの続編としては判らんでもないが、旧三部作的には変やろ。
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by cemeteryprime | 2014-06-02 14:09 | 作品・感想 | Comments(0)

【アメコミ】プロメテア1 (感想)

プロメテア 1 (ShoPro Books)

アラン・ムーア / 小学館集英社プロダクション

スコア:



ストーリーとしては、古い詩や漫画、都市伝説に時折名前が登場するプロメテアと名前の女神のキャラクターに興味を持ってレポートの題材にした女子大生が、プロメテアを調べる内に事件に巻き込まれ自身が新しいプロメテアになる・・・という、魔法少女モノみたいな話なんだけども、実際の所はこの主人公を通じてストーリー仕立てにした魔術の入門書っぽい感じ。

テーマとしては、"想像力"について。このテーマをストレートに追求している。想像力と物語について、ここまで本質的で深くまとめたストーリーは無いんじゃないかというくらいの完成度。

ここでいう想像力とは、単に空想や妄想、ロマンスの話では無い。他者への限りない共感と同情をもたらす力であり、低俗で馬鹿げた幻影を一刀両断する知性と分別であり、物質的な物や人への愛であり、そして既存の世界(価値観)を破壊する力でもある。いわば、人の精神活動全般に及ぶ話だ。こうした、想像力の本質なパワーとその象徴性を掘り下げた時に、内容は一気に魔術めいたものになっている。

作者のアラン・ムーアがリアルに魔術師化してしまったという話を昔アメコミ関連のニュースで読んだときはなんじゃそりゃ?と思ったものだが、この作品を読むとライターとして物語というものの本質を追求した結果だったんだと納得。この作品自体が、一種の魔術書になっている点からみてもマジ感が伝わってくる。女神プロメテアは、作中で人に想像力をもたらす啓発する存在であると同時に、この本自体がそうした性質を持つ物語(神話)になっているという構図だ。

上記の通りに正直、この本は所謂エンターテイメント性に特化した物語では無い。が、非常に面白い本である。また、この作者の特徴として、絵や文字といった視覚表現をフル活用して情報をフラクタル圧縮した感じでページを構成してくるので、かなり読み難いが、読み終えて咀嚼すればするほどに後々効いてくる。なにより物語と想像力という、本質的なテーマはかなり普遍性が高いので読んでみて損は無いはず。今後、ありとあらゆる場面で、この作品を反芻する場面があるはずだ。

そういう意味では、アメコミ関係なくコミック、ひいては物語全般に関する哲学書としてもオススメ。オカルトクラスタ向けにも、現代における実践的な魔術書の形の一つとしてオススメ。そんな感じ。
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by cemeteryprime | 2014-05-31 13:53 | 作品・感想 | Comments(0)

【ゲーム】 Minecraftを始めました。

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基本的にはオープンワールドのレゴという感じ。何もない所で、資源集めて道具作って、開発していく。偶に原住民の村があったり、ダンジョンぽい所があったり。ワールド自体はどんどん無限生成されて広がる仕様らしい。

デカい家とか建てたり、山の中にトンネル掘ったりして中を歩きまわっているだけで結構楽しい。レゴと違って、主観視点で内側から眺めれるのが良い感じ。

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あと、暗闇からはモンスターが出現して襲い掛かってくるので、いちおう戦闘もある。松明で、暗闇を消しなながら洞窟とかを制圧しつつ探検する感じとか凄く良い。

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油断しているとガイコツ弓兵に狙撃される。


今はマルチプレイで、何人かで同じワールドを開発している感じ。何も無いエリアに拠点作って、拠点を道で繋いでを繰り返す感じは開拓民っぽくて楽しい。
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by cemeteryprime | 2014-05-22 08:50 | 作品・感想 | Comments(0)

【漫画】惨殺半島赤目村 2巻 感想

惨殺半島赤目村(2) (アース・スターコミックス)

武富健治 / 泰文堂

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南方系の文化が残る怪しげな村に来た医者(サイコメトリー能力持ち)が、事件に巻き込まれていく・・・みたいな話。1巻では、いい感じに村がギスギスしていて無駄に不穏で、どんどん村の暗部が露見していってみたいな話で割と期待していたんだけども、2巻は一転して猟奇スプラッターみたいなカオスな話に。

人間同士のギスギス感とか、ヒステリックな描写とか、その辺りは普通に素晴らしい。まぁ、鈴木先生の作者だし当たり前かもしれないが。ド田舎の閉鎖的な怪しい伝承の残る村という舞台がマイナスの方向に働いたのか、完全に何でもありな状況がエスカレートしすぎて、ギスギスを通り越して全員ただ発狂して暴走しまくる悪趣味ギャグ漫画みたいな感じに。こうなるともう、ホラー感もサスペンス感も無くて、単なる奇人変人が全力で暴れてるだけのカオス空間。

あと、無駄に村人全員が鬱設定みたいなダークすぎる背景を持ってて、相対的に全員が印象に残らない感じなのも微妙な所。村人全員がとっくの昔に正気度0で、そいつらが唐突に発狂しはじめるみたいな雰囲気で、何をやってもビックリしないんだよね。もうちょっとこう、狂っている村人とまともな村人でメリハリを付けれなかったもんか。

それに加えて、2巻はスプラッターめいたグロばっかり出てくるんだけども、スプラッターがスプラッターとしてイマイチ機能してない印象。単に悪趣味な感じ。スプラッターって、ホラーやテラーと違ってビジュアル的な嫌悪感が100%なので、スプラッターで押すならそれなりに画力が必須だと思う。別に、武富健治先生の絵が下手って訳でも無いんだけど、絵の資質的にスプラッターやるには向いてないと個人的には思う。

打ち切りとかそういう事情で、尺が足りなかったとかもあるのかもしれないけど安直にスプラッターとか悪趣味とか犯罪的な嫌悪感に寄せていかずに、サイコ・サスペンス的な心理描写面でのホラーに特化させて欲しかった。村の雰囲気とか、伝承とかはそれっぽくて雰囲気出ていただけに残念。

1巻はまだ良い感じのバランスでおぞましい感じで怖かったんだよね。直接的な物を出さずに怖がってる人間、追い詰められた人間を出すことで恐ろしい何かを描写するというJホラー的な観点からいえば、武富健治先生のその辺の資質とか凄い向いてそうなもんなんだけども。まぁ、武富健治作品に詳しい訳でもないので、知らんが・・・。
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by cemeteryprime | 2014-05-13 16:19 | 作品・感想 | Comments(0)

【小説】ケルトの封印 感想

ケルトの封印 上 (竹書房文庫)

ジェームズ・ロリンズ / 竹書房

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シグマ・フォースシリーズの第5作目。今回のネタは、ケルトの太陽十字、考古学者と極限環境微生物、遺伝子組み換えコーン、聖マラキの予言、ドゥームズデイ・ブック、ストーンサークル、蜂群崩壊症候群、ローマクラブと成長の限界、黒い聖母信仰、etc...

改めて書き出すと盛り込み過多な感じだが、これらを全部まとめて融合させてしまっているのだから面白い。

基本的に、歴史的事実や現代の事件、実在する最新科学などをベースに強引に関連させていく感じのオカルト的手法でストーリーを構成しているので、個々のネタなんかは読んだ後に調べてみると色々トリビア的な面白さがあって楽しい。

個人的にはトーロンマンに関するネタが面白かった。泥炭に沈んだ死体は腐らずに保存されてしまうという話で、古代の湿地帯死体から恐ろしい真菌が発見される。あと、人が踏み込まない古い遺跡とかに行く考古学者が、そういう極限環境に住む微生物のサンプルを欲しがるバイオ企業から支援金を出してもらう話とか。遺伝資源を求めて、ジャングルで新種の動植物を見つけてそういう企業に売るみたいな話は知ってたけど、そうか微生物とかそういうのもあったか!みたいな。

あと、シリーズ1巻の『マギの聖骨』で出てきたマナが今作でも登場して、シリーズ物として繋がった感があって良かった。世界観というか、敵組織の正体に関わる情報とかも出てきて、ますます加速していく感じで次回作も楽しみ。
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by cemeteryprime | 2014-05-12 00:25 | 作品・感想 | Comments(0)

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